アパートから歩いて2分くらいのとこに神戸の中央図書館があり、なんか文教地区に住んでるわ〜わし、とか気分的にはいいのだけど、生きてる時間のほとんどがバイトとライブなので本を読む時間もあんまなく、てか元々そんなに本読んだりしないので図書館へもこないだ1度行ったきり、借りた薄っぺらいプロレタリア文庫本も何ページか読んだだけ、もう返却期間も過ぎてしまって早く返さないと前科者になってしまう日々です。
映画館のバイト帰り、卵と牛乳買うとかなぁと思ってライフに寄る。淡路島の牛乳がええけどちょっと高い、共振牛乳安いけど農場見学行った時の永久拷問受けてる乳牛の表情が焼き付いて忘れられない、どの牛乳を買うべきか悩んでると、若いベトナムの男の子がメグミルクをわたしに見せながら「すみません、これは甘いですか」と質問してきた。まぁ甘いといえば甘いし、甘くないといえば甘くない、基準が判らんけど「甘くないよ」と答える。ほんで「シュガー」と言いながら、牛乳に砂糖入れてかき混ぜるゼスチャーをベトナムの子にすると、半笑いでメグミルクを棚に戻し「ありがとう」と去って行ってしまった。ちょっとドヤ顔し過ぎたなと反省。
バイト掛け持ちで不安定な身の上を心配した誰かしらから、車の修理工場の仕事を紹介してもらい見学に行く。スズキとBMWの大きな看板が掲げられた工場で、何百人かは働いてそうな雰囲気、仕事終わって最寄駅までの無料バスを待ってる列は若く明るい男の子たちがほとんどで、なんかええ職場なんかもなぁと思ったけど、体験作業で3万個の超精密なパーツの組み立てをしながら、車ってタイヤがぐるぐる回って前後に進むだけのもんやのに、なんで細かいパーツがいるねん!と心の中でブチギレし、せっかく人から紹介してもらったけど、やっぱりライブしながらのバイト生活を続けようと、バスには乗らず山道を歩いて帰った、そんな夢を見た。
日曜日の扱いが週の初めなのか終わりなのか未だよく判らないのだけれど、前の前の日曜日は地元の人らに囲まれての高槻昼ライブ。高槻は阪急も通ってるし、わりとハイソサエティーなのかと勝手に思っていたけど、ヤンキーぽい街でもあった。何がどうヤンキーぽいと感じるのか、それはなんとなく。街の色合いとか店の看板の薄れ具合とか、公民館の雰囲気とか、児童館が古くてやたらデカイとか、そうゆうの見てたら貧乏そうだなってのがわかる。一方でJRの北側にはデカいマンションとか乱立しててカラ元気。ライブを企画してくださったナベさんは高槻に住みながら小学校の補助教員みたいなことをされてて「すごく貧富の差がはげしいの」と低い声で教えてくれた。
高槻のライブのあと、夜は梅田へケバブジョンソンの杉浦さん、アニュウリズムさんのライブを見に行った。ほんだら加古川で動画撮ってくれたターボー君が来てて近況など話す。仕事が忙しいらしく、でも映画撮る機材とか買うんにお金要りますからと、何かしらに向かって突っ走っている感じだった。「まあ結局、全部やりたくなっちゃうんすよね」と言うてて、確かにそうやなぁ、と思った。
その翌々日くらいは、お好み焼きさかたさんが住んでるアパートへ、引っ越しで要らんなるもん貰いに行った。そのあとさかたさんも一緒に大伴さん家で晩飯をよばれ、カリカリのおかずトーストをさかたさんと一緒にうまいうまい言いながら食った。なんか配給の飯食ってる路上生活者みたいな喜び方するな、わしらて思った。さかたさんが持ってきたサントリーのジン呑んで、これカラオケボックスの酒の味や!とジンに目覚める。その日から今日まで、寝る直前に日清焼きそば食いながらジン飲んで、一人暮らしを超満喫できてます。ジンありがとう。
金曜日はカンプリバイトのあとネガポジでライブ。私の性年表を久々にやる。終電の時間があるので90分に短縮するつもりでやったけど、結局は休憩なしでも2時間超えてしまった。全部やりたくなってまうんすよね。ただの自分語りなのだけど、久々だと心持ちも微かに変わってて、そらまぁ生活全部がこの2年でガラッと変わったもんねぇ、いつまでちんぽの皮剥いたくだりを歌うんやろねぇ、、ダッシュで終電間に合って良かった。
土曜日は映画館バイトのあと、春日野道でジャングルブーのムーチョくんが企画してくれたライブに参加。阪急のガード下にあるメイクシフトと言うリラックスした感じのお店が会場で、店先で酒飲みながら往来を眺めたり、横風も気持ちよく、DJもあって楽しい夜だった。なんか、半分外みたいなお店がいいですよねぇ、自由な感じして。お金もたくさんもらって、ありがとうございました。
アパートの床の件。先週月曜日の夜中にバイトから戻ってこんな感じなってて、どこで歯磨きすんねん!とビビったが、翌々日には工事も済んで一安心。なんかデコボコした床で足の指を何回かぶつけたけど、まあこれでしばらくはやれそう。とにかくこの部屋でアルバム1枚は作りたい。
昨日は朝10時からカンプリ行って映画館行って終わりが22時。カンプリのあと銭湯にバイト入るより2時間早く終わるので、なんか半ドンみたいな嬉しいテンション。スーパーに買いもん行って、銭湯入らしてもらいに行って、帰りにコンビニで缶ビール買って、中央図書館のバイク置き場に原付止めて、大倉山公園の階段とこでビール飲みながら一服、月とか眺めたり。なんか思ってたより一人暮らしが寂しくないなと思うのは街に住んでるからなんでしょうね。曽根とか播磨町とか、ましてや実家の近くとかやと絶対寂しくて狂うと思う、私の場合。
コメントをお書きください
まじたそ (火曜日, 21 5月 2024 13:04)
わたしも図書館(オープンしたて)徒歩2分のところに住んでるのに外遊びばっかりで、なかなか読書ができてません。仲間