カニの記録 30

 

衣替え、少し肌じゃむい季節になり、毎年この時期くらいからTシャツの下にランニングシャツを着るようにしてるんですが、ランニングシャツ特有の締め付け感というか、両方の肩に肩紐ぶら下げてるような感覚が常にあって、すごく肩凝る。

 

 

気楽な掛け持ちフリーターライフを嗜んどるわけですが、雑用を頼まれ、それをこなすを繰り返す、プレッシャーなし、ストレスなし、なんかもっと早くフリーターすればよかったって思たり、でもそれもやっぱ職場の雰囲気に恵まれておる気がします。銭湯にいる間は掃除したりチラシ配りに行ったりゴソゴソして、プリントショップにいるときは配送車の横乗り、と言っても駐禁切られんように乗っとくだけのあれですんで荷物運んだりもなく、そんなんとか来年のカレンダーを出力してラミネートしたりだとか、紙を折って両面テープ貼ったりだとか、あとはシールをカットする機械の横に座ってボタンを押す、シートを入れ替える、その繰り返しを5時間やる、サンテレビ見てるような気楽さで、本当にいい仕事につけたと毎日喜んでいます。ちなみに写真のやつがシールをいろんな形に切る、めっちゃ賢い機械です。なんかこうゆうシールとか、カッティングシートとか、案内板とか、なんでもわりかしすぐ出来る設備が整ってる感じなので、心当たりのある方は私までお気軽にご相談ください。

 

 

話変わるんですが、先日は宇和島の米田水産の社長さんからのご用命で宇和島名物牛鬼Tシャツを作りました。今年の夏やった宇和島のライブのチラシのイラストをシルクスクリーンする感じで、一応社長さんからTシャツの銘柄とか色とか指定いただいて、まとめて16枚のご注文、そんな感じやったら儲けも出せる感じで自分でやれるんやなぁと体で覚えましたので、もし興味のある方いらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

 

 

ほんで先週日曜日、昼は姫路、夜は大阪松屋町でライブありました。ライブの日ぐらいは外食もありかなって感じで、午前中から姫路駅ホームでまねき食品のそば大盛り喰らったりました。メリケン粉に油を染み込ませた固形物、それを世界は天ぷらと呼ぶんだぜ、その天ぷらを細かく分割しながら、メリケン粉と水とを練って細く切ったもの、それを世界は麺と呼ぶんですが、麺と天ぷらを箸で同時に掴んで口に入れると、すごくうまいです。

 

 

姫路駅から20分ほど歩いて姫路城、その手前にある公共のホールみたいなとこでライブさしてもらいました。毎年やってる姫路サウンドトポロジーというイベントで、始めてもう10年くらいになるとのこと。最初の頃に比べたら規模も小さくなって、地元ミュージシャンのイベントみたいになってますが、地方じゃライブする場所や機会も少ないし、地元で音楽やってる人同士で顔合わせる機会として、ええ感じ続いてるなってるなぁと思いました。ちなみに姫路は加古川の隣にある大きめの街です。知らん人もおるかな思って一応いうときます。

 

 

出番はイベントのトップバッターで12時半、見てる人もちらほらは居てありがたかったです。出演者で来られてたほりゆうじさんとかお客さんとかと喋ったり、千葉から来られたお客さんがアパレル物販爆買いしてくれたり、ありがとうございました!したのち、14時に早々と店じまいして大阪へ移動。秋なのでホールのあちこちで芸術展みたいなんしてました。

 

 

姫路みゆき通りで見た猪。全く赤の他人同士なのに、大中小を並べただけで家族に見える、けど中身はおがくず。人だって大中小並んでるのを周りから見れば、夫婦だな、親子だなって思うけれど、中身おがくずみたいなこともないわけじゃない。まあおがくずならば癌も神経症もないし、シンプルといえばシンプルですけどね。

 

 

そして松屋町。めっちゃ久しぶりに来た気がするけど、おしゃれなお店が増えててファミリーが住みやすそうな街に様変わりしました。ライブは焼肉屋を経営されてるコカさんが企画してくれて、私の他に3組。みんなええおっさん、おばはんやけど、大阪の人は神戸や他の街の人よりもええおっさんおばはんになるのが上手というか、大阪テンプレートみたいなんがあるなぁと思いました。

 

 

見に来てくれたピー助君、多分ドラックとかはやってなくて酒しか飲んでない思うけど、首の項垂れがドラックっぽい。客席にはマッドマックスみたいな格好のおっちゃんが多かったですが、みなさん心優しい感じで安心してライブできました。ありがとうございました。

 

 

差し入れで焼き鳥もらったり、お酒を何杯もご馳走になったり、天皇陛下みたいな気分で過ごさしてもらいましたが、そんな楽しい時間も終電まで。姫路まで寝過ごすことなく加古川に無事到着。大荷物引きずって酒飲みながら、姫路と大阪でライブしてちゃんと加古川まで戻ってくる自分の体力というか、それが普通にできる体に産んでもらって親にKANSYAです。

 

 

今週日曜日は京都でロック漫筆家安田謙一さん出版20周年記念のイベントにライブで参加させてもらいます。なんか楽しい日になりそな予感。ほんで再来週の日曜日もまた京都で、源湯という銭湯の休憩所でライブ2回させてもらって、そのあと西院フェスのどこかしらの会場で出番もらってます。西院フェスの方はまだ場所と時間決まってないので、わかり次第SNSとかでお知らせします。どうぞよろしくお願いします。ほんで話変わるんですが、何ヶ月か先を目処に離婚することになりまして、12月くらいから自分の生活を加古川から神戸へ移すことにしました。加古川じゃないのに播州スラッジフォークと名乗るんもあれかな思うんですが、もう12年もそれでやって来てジャンパーとかもそれで作ってしまってますし、播州スラッジフォークのままでやらせてください。誰に何を頼んでるのかよく分からないですが、合わせてよろしくお願いします。

 

10.21(土)「ピントがボケる音」刊行20周年

場所)京都 Bonjour!現代文明

   京都市中京区東椹木町121

出演)安田謙一×樽本周馬withカニコーセン&ゆかいな仲間たち

時間)トーク16:00〜(物販・催しは12:00〜)

料金)投げ銭

 

(開演までのお愉しみ)

・辻井タカヒロのリクエスト絵馬

・金岩幸也のお座敷DJ

・100000tアローントコの物販

 

イベントサイト→

 

 

10.29(日)いい湯歌源 2023秋

場所)京都 源湯 くつろぎスペース

   京都市上京区北町580-6

出演)松ノ葉楽団 / 山本夜更(Wee Small Hours)/ カニコーセン

時間)15:30〜と17:30〜の2部制

料金)投げ銭

 

 

 

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