InstagramやFacebookに流れて来るどうでもよい動画を延々見続けてしまって恐ろしくなる。朝、布団の中で目を覚まし、寒いな〜起きるん嫌やな〜思いながらスマホを手に取ってなんとなく眺めてると、足裏の健康ストレッチとか整体とかそんなん、アボガドの綺麗な剥き方とか、在日のラッパーの路上ライブとか、床板を貼る際のコツとか、おとぼけビ〜バ〜の世界規模の活躍とか、ナイアガラの滝みたいにジャンジャン流れてきて、はっ!と我に返ると30分くらい過ぎてしまってて本当に恐ろしい。こんな動画眺めるために俺はこの世界に生まれたんではない、アキレス腱を切らんようにと並行して、ぎっくり腰ならんようにを気をつけながら台所スペースまで歩き、冷蔵庫の濁ったどくだみ茶をとりあえず飲む。我がアパートにお客さんなんて来ないけれど、お客さんにこんな濁ったお茶出せないなと思いながら一気、お客さん来ないけれど。
先週はライブが3回、バイトのシフトも通常通りに入ってたから朝から晩までわりかしギチギチであった。スケジュールのギチギチに反してライブの客入りはスカスカで、そこどうにかしたいものである。3月4日水曜日はカンプリバイトのあと西院ネガポジでライブ。
リハ後、近くの芋松温泉へ風呂入りに行く。やらかいお湯に浸かりながら、他のお客さんの体洗う順番とか水風呂内で行う体操の動きなどを眺める。みんなそれぞれのルーティンやこだわりを持って、ある意味で神経症的とも取れるけど、そうゆう人の動きは見てて楽しい。陰毛に牛乳石鹸擦り付けて立てた泡を全身に塗りたくる私独自の作法もまた、誰かから観察されているのであろう。風呂から上がり、ヨーグッペ飲みながら女将さんと話す。「読書苦手なんですよね、ラジオの会話が耳に入ってきちゃって、ぜんぜん集中出来なくて」と仰ってたが、ラジオの会話聴きながら読書出来るんて聖徳太子だけやと思いますので、読書のおりは読書に集中できるように喜多郎とか宗次郎とか、シルクロード調のインスト曲、流してみてはいかがでしょうか。
そしてライブ。数時間前、リハの時間に合わせて店に入ろうとしたとき、路地から現れたデカリュックの男子、出くわした瞬間、なんか虚なオーラ出まくってるなと思った彼がサンプラー・マスト・ダイ・原人くんであった。ライブではサンプラーで音鳴らしながら、ときどき歌のような語りのような、マイクに向かって発するのだけれど、何年かシェアハウスで暮らしてて、つい最近一人暮らしを始め、ちょっと寂しい、みたいなことを言ってたので、ふと大山海さんの漫画「令和元年のえずくろしい」のことが頭に浮かび、漫画内のシェアハウスに居る人の中にも、ちょつと変わったサンプラー音楽やるやつ居りそうやなと思ったので、ライブ後、本人に漫画の話をしたら、大山海さんに会ったことあるとか言い出し、漫画家の人はよく人間を見てるなーーと感心。以前、福井県かどこかの旅館に行ったとき、やらしい顔付きの中居さんが居て、つげ義春の漫画に出てくる中居さんとそっくりだった時も、同じようなことを思った。
集客の面でも演奏の面でも惨敗の日であったが、帰りのコンビニで半額のおにぎりと惣菜をゲットしたのでよし。他のバンドのファンの人がカニコーセンのグッズを買ってくださり、そこはまあ嬉しかったのだけれど、そのグッズをバンドのメンバーさんらに配っておられ、まあ私は儲かればなんでもいいのだけれど、メンバーさんらの気持ちを考えると、別にカニコーセンのタオルとか要らんし、かも知れないので、そうゆうことよくされるお客さま、私の周りにもちょいちょい居てはりますが、注意が必要かもですよ。対バン同士、気が合って仲良くなるとは限らんですからね、みんな自分が一番おもろいって勘違いしながら音楽続けてる、認知が歪んだ人達ですから、我々。
翌日はバイトダブルで9時から24時、次のライブの準備も片付けも出来ないまま、布団to布団の一日。facebookの自己啓発みたいなコマーシャルで「自分の人生、生きてますか?」と変な質問を目にする。自分の人生以外、誰の人生が生きられるのだろう。人の言いなりになってたって、それがその人の人生だし、誰かのことを恨みまくって、朝から晩まで頭の中が憎しみでいっぱいでも、それがその人の人生なのでは、と思う。コンビニでおやつ買って食べられたら、あとはもうなるようになる。
翌日もカンプリのあと、梅田ハードレインでライブ。リハ後、またもや時間調整で近くの銭湯へ行く。20代で大阪に住んでた頃にもよく行ってた銭湯だったが、こんなに浴室汚かったっけと悲しくなった。これほとんどケルヒャーでやったら取れる汚れやのになぁ、とか職業病みたいに浴室内の汚れをチェックしてしまう人間になってしまったけれど、湊河湯は真面目にちゃんと掃除してるなと改めて思う。銭湯から上がって、近くを少しぶらつく。印刷会社で働いているころ、昼飯食うたあとこの公園の鉄棒にぶらさがったり、ベンチで腹筋したりしていた。
ほんでライブ。トリは九州から来られたヒライマサヤさん、多分年齢一緒くらいやけれど、キーポンロックンロールされてて、ちょい胸あつなる。多分、40歳過ぎまで、キーポンロックンロールを受けつけん時期が長くあって、20代より前から私は、でも最近年いったせいもあるのか、大丈夫になったというか、素直にああ、ええな、と思うようになったというか、やっぱなんかしら辿り着こうとか触れようとか、そうゆう場所は自分にも共通してある、そんな風にも感じてて、それに向かって何度も何度も飛び跳ねてたりもがいたり、そんな人を見るとやっぱ感動します、普通に。
翌日は銭湯バイトのみ。どのバイトもほぼ必ず弁当を持って行ってる自分、マジで偉いと思う。毎月毎月金回りの心配ばかりだけれども、タバコ吸わんのと弁当続けるんが生命線やと思っている。ギャンブルなんか問題外である。あと動かんなってた左足の小指が楽なように鼻緒付きのサンダル履いたり、足首ぐるぐる回す独自の体操してるうちに少しずつ動くようになってきて、それも嬉しい。体悪くしたら病院代もままならんし、とにかく野菜食って温冷浴してよく寝るのみ。戦争なんか勝手にしとけ、わしはわしの健康のみに集中して生きるんや。
の翌日は大正でライブ。
毎年呼んでもろてる大阪くだらな祭り、私の今回一番の見どころは和歌山のTHE COSMOS。メンバー全員のベクトルがバラバラで、期待してた以上の感動サウンドだった。「ハゲそな奴はだいたい友達」がジャン狂三さんのキャッチコピーだけれど、こころなしか客席には薄毛の人が多く、これ以上に優しい光景を見たことがないなと、ほほえみハイツでフロア全員マジ泣き。
終盤のアンモニアンズ。酒、奢ってもろたり貰った投げ銭で買ったり、この頃には私も相当にベロベロであった。本当にみんな頭がおかしい、バンドもお客も。税金も社会保障費も物価もどんどん上がり、戦争が始まってしまえばもっと我々の生活は苦しくなるだろう、だから途轍もなくくだらないことを続けなければならないのだ、人間の尊厳をかけて。民よ!今こそ立ちションのときだ!目覚めよ!
まま、そんな感じで大団円。救急車で運ばれる人もおらず、酒が溢れた様子もなく、おおよそ安全に会が終わったこと嬉しく思います。カニコーセンの出番前、なんか反戦ぽい曲を歌う出演者が多く、自分も全編にわたってそれ系のセットリストをサンプラーに組んでしまってたので、完全に読み間違えしたことを主催の井上さんに話したら、戦争に触れそうなメンツを前半に組んでみた、カニさんはそれのトリやで、とのことで、じゃあまあ思い切りやらせてもらいます、と思い切りやれました。毎年毎年、ボランティアさん含めてお世話になりっぱなし、ありがとうございました。愉快な一日。
ほんでまた今週末は大阪でライブあります。アイドルの人とか普段対バンならん感じの人も多く、何より佐伯誠之助7段さんのライブが楽しみ。こちらもダイアモンド愉快な日にしたい。
3.14(土)音楽食べちゃいました
場所)難波Mele
大阪市浪速区元町1丁目2-2
出演)佐伯誠之助 / くぴぽ -AIR BAND SET- / カニコーセン / ぼっちまるくん / Chapa.Didgeridoo / 菱田ヒシコ / ぽてさらちゃん。
DJ)せんむ。
時間)OPEN16:30 / START17:00
料金)前売3000円 / 当日3500円(共に1D別)
チケット)https://tiget.net/events/460039
あああ

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