カニの記録 129

 

風が強い神戸。ルミナリエの電飾が強風に煽られて倒れたらしい。毎月支払ってる市民税、一円たりとも無駄にして欲しくない。役所に集まるお金、元々は我々のもんであるのに、なんとなくやってあげてます感出してくる役所ならびに役所周りの業者ほんま腹立つ、警察も。まじなんも偉ないからな、人様のお金を暴力で集めておもんないことばっかしやがる、とか中央区役所の窓口の若い兄ちゃんのあの態度に全部集約されてる、ええ時計しやがって。この恨みはらさでおくべきか、の気持ちでアスファルトすり減るまで神戸の道、歩きまくったる。

 

 

買って読んでなかった漫画2冊、アパートの風呂で読む。金風呂タロウさんのSUBERBAN HELL、絵がめっちゃくちゃ怖くて、やのに登場人物のムードやスピード感は割と呑気で余計に怖い。郊外に漂うのんびりした狂気みたいなんが一番タチ悪い。7話の#ニュータウン地獄(彼方)に帯びてる諦め感、万葉集の時代から続く我々の野蛮な営み、いたずらにファンシーさで覆い隠そうとしてもあかんのは感じてたけど、ダイソーの売り場を眺めながらなんとなく心がざわつくんはそうゆうことかもなと読んで改めて思う。のんびり湯船に浸かって読むような漫画ではない、けど湯船に浸かりながら血生臭い漫画を読んでる私のこの現実も作品の中に投影されているなと思たりする。

 

 

元町映画館で1週間だけしてた「音楽」も面白かった。音楽って、ロックって、こんなに素晴らしい、みたいな映画かなと勝手に思って見始めたけど、単にけったいな登場人物のけったいな行動が面白い映画で愉快、めっちゃ笑った。フォークソンググループ「古美術」の森田くんのヤケ感なんかがロックだなと思ったり、あと高知中村市の川じゃんロックフェスティバル、今年は見に行きたいなとか思たりする。

 

 

やってるカニ個〜店in湊河湯、A4コピーやグッズの売れ行きも好調で、バイク事故だけ気を付けんとな思いながら土曜日早朝、ポーアイのIKEAに200円の額15個買いに行く。ちょっとでも生活費の足しになればなという考えで3週間やってますが、あまりイラストとか私の音楽活動に興味なさげなお客さんのおっちゃんが「カニコーセン、絵うまいの」とか声かけてくれるんが何より嬉しいです。まあ上手くはないですけど、下手でもとりあえずやるのがパンクスピリットですから、それを迷わず実践しているところは自分でも偉いなと思います。そんなことより10時オープンのIKEA、スナックコーナーの良い席を素早く陣取る男性の生活パターン、気になりますわ。

 

 

ほんで昼からは太陽と虎でライブさしてもらいに三宮行く。神戸のライブハウス、どこもおよびかからんなって10年くらい経つんかな、壁作ってるのは私の方だったりかもなのですが。12時過ぎに店入り、テキパキとリハさしてもらう。アンコールセッションみたいなんが予定されてて、それも一応リハに参加、スタンドバイミーを適当に回すことになる。スタンドバイミーって便利な曲だなと思う。

 

 

オープンまでの時間、缶酎ハイ呑みながら雲井通らへんを歩く。三宮から歩いて5分もかからん場所にトタンの建物あるんが嬉しい。戸建ての表札は中国系の苗字が多く、開発されずに共産党のポスターごとこのままの22世紀になって欲しいなと願わずに居られない。気になってた旭中央住宅の敷地内も勝手に入らせてもらう。超合金のロボットの小腸に迷い込んだ、そんな建物だった。

 

 

してライブ。バンドの蟹光船を知ったのは多分2年とか前なんかな、ライブハウスのスケジュールに名前書き間違えられてしまうくらい向こうの名前が売れてもうてるとは、小林多喜二もあの世で喜んでるだろう。たまたま名前の音読みが一緒やっただけなんやけど、私の方がパクったとかなるん、そんなんだけは受け入れ難いフューチャーである。若い方の蟹光船、三宮のライブサーキットで大活躍しているその頃、おっさんの方のカニコーセン、持ち時間25分ほとんどサンプラー使っておしゃべりしてただけで、何の熱狂もありませんでしたが怪我なく済んでよかったです。

 

 

昨日のライブに参加して良かったのは、ゆうきちゃんを知ったことで、リハ見たときから湊川っぽいなと思ってたら、湊川公園でよく路上ライブしてるみたいで、しかもライブハウスに出るんが昨日初めてらしく、しかも私と同じく35歳から活動始めたとのこと、自分もいつかはまとえてたんかなぁ、ていう荒削りでヤバい初期衝動のオーラを身体中から粉吹きまくるステージ、ええ場面に遭遇出来たなって嬉しさありました。それにしても堂々たる初ステージ。歌詞が芯食って時代ともリンクしてる感じしましたし、自分の体から出た言葉で勝負する、ライブハウスのステージはそうゆう場所なんやなと、ゆうきちゃんのライブ見て改めて思った次第です。

 

 

ほんで大団円。スタンドバイミーの現場に一旦立ってみましたが、なんの焼き直し世界に巻き込まれてるんや?と冷静さが急に降りてきて、こうゆう場面で自分の身をどう守るのか、ヘラヘラと流れに乗るというのが一番無難かもやけど、Baby無理はしない主義、明日の朝起きた時にすごい疲れが残ってたら嫌やし、下手すりゃ一生もんの傷も負いかねんと判断、演奏が始まる前にしれっと舞台を降り、逃げ足だけは今年も早いカニコーセン、我ながらあっぱれ。客席に戻る途中、控え室でプロレスの格好した店長の風次さんと擦れ違い、これはこれで大変な仕事だなと思う。しかしみんなちょっとカミングコーベに人生振り回され過ぎではと思たり、どうなんでしょうか。

 

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次のライブは平日京都です。銭湯の定休日を利用した催しなので風呂のお湯は抜いてまして、浴室でライブしたりそんな感じです。入場無料になってますが、私のライブの後はいつも通りにお金集めて周りますのでご注意ください。

 

1.15(木)新春 梅の市

場所)京都 サウナの梅湯

   京都市下京区岩滝町175

時間)15:00-21:00

料金)入場無料