カニの記録 127

 

夜に風呂入るの面倒なことよくあり、そうゆうときは朝風呂。外が寒いので風呂場の窓を閉めて湯船に浸かる、けどなんか風情がないというか抜けが悪い感じして、なんなんかなと考えると風がないからで、湯面から浮き上がる湯気が空気の流れで少し揺れる見た目が良かったんかなと風呂場の窓を開ける。まじ温泉行きたい。

 

 

なんでこの看板がこんな好きなんやろて感じで和歌山を訪れる度に必ず見に来ている。好きというか、ちょっとムカついてるんですよ、この外人の子供に対して私は。この子が大人になって政治家になる場合、絶対に維新から出馬する感じだと思ってるんです、だから嫌いなんです。

 

 

雨は夜更け過ぎてもそのまんま雨のクリスマスイブ、和歌山の本町文化堂でジャン狂三氏と2マンライブさせてもらう。曜日も祝日も関係なしのバイト生活だから、クリスマスに何の特別感もないです勿論。スーパーの惣菜コーナーが揚げ物ばっかりになる日って認識しかない。ライブ始まる前、便所から出たら北村早樹子さんが居たので驚く。聞くと東京から和歌山へ引越したらしく「みやこオチですわ〜」て独特のハイトーンボイスに癒される。

 

 

ケーキとか七面鳥とか食ったりシャンパン飲んだりを後回しにして初老のおっさんの歌聴きに来てくれるてどんなに優しい人たちなんだろう。狂三氏の「ほほえみハイツ」ゆう曲を最後に一緒にやる、というかやりきった感。「寂しい気持ちは寂しいままで私を続けよう心のままに」って歌詞に奮い立たせてもらった2025年だったと思います。和歌山泊っても良かったけど、電車で帰れんこともないので終電で帰り、ちょっとずつお金節約。本町文化堂さん、今年もお世話になりました。

 

 

先週金曜日、一般的には仕事納めなんかなて感じだけれどもフリーターには関係がない。翌朝映画館のバイトに行くと店の脇にちゃっかりゲロが撒き散らされてあった、納まった人のものであろう。新開地の映画館に居たころは週2くらいで店前の階段に撒かれたゲロの処理にあたってたことなど思い出す。いつから自分は酒飲んでもゲロ吐かなくなったんだろう。ていうかゲロって元気な人しか吐けない特権なんかなと思たりもするが、じゃあなぜ新開地にはあんなにもゲロが、灰色おじんばっかの森やのに。

 

 

ゲロ処理のあとライブしに毘沙門へ向かう。年の瀬の京都駅、馬鹿みたいに人で溢れかえっており、206のバスも戦後のドタバタか言うくらい混んでた。古くから寺や神社を沢山作っておいて良かったですね。ライブは楽しい笑顔が揃ってた。お客さんから「ラブワールド」というコピー飛び出し、もう播州スラッジフォークとか言うのやめて年明けたらラブワールド言うてこかな思います。

 

 

ライブ後はゼニヤインクの社長さん宅で酒を飲ませてもらう。薄揚げ焼いたやつ、めっちゃ美味しかった。寝る前に歯磨きしたら歯茎から血が沢山出たけどハッピー、ほんでワッフル生地のパジャマ着してもらう。暖かかった。

 

 

翌朝。ちょっと散歩しつつ近くの喫茶店でモーニングよばれる。ヨーロッパの下町、行ったこと勿論ないけど、おそらくはこんな薄暗く質素な喫茶店があるんだろうな、ゆう感じのお洒落なお店だったのだが、ここで畑下マユさんのライブを催した話を聞き、羨ましくなる。自分もこのお店でライブしたいなと想像するが、曲や衣装、キャラクター、どれをとってもヨーロッパの下町ぽさがなく、もうこのお店でライブするために曲や衣装、世界観全てを一から作り直そうかなと一瞬考える。

 

 

ほんで神戸に戻る。京都に比べて神戸は出歩いてる人がすごく少ない。夕方のライブまでにカニコーセンカレンダーの不足分をどないかせなならず、久々にキンコーズを利用したがやっぱ性に合わなかった。パソコンから用紙持ち込みで出力しようとしたら、まず申込みに何千円かかかると言われる。手置きのコピーやったらそれが掛からないらしく、じゃあその手置きの元原稿を出力したいんですがと聞くと、そこでも600幾らがまずかかり、モノクロコピー50枚くらいするだけで1200幾らかかってしまった。カンプリだったら180円で行けてた話ですわ。まあ領収書とか経費とか使える仕事ならモノクロコピーに幾らかかろうがケチケチすることもないんでしょうけど、無料カレンダーですぜ、こちとら。

 

 

(別所さん写真お借りします)気を取り直し、さか田さんでライブ。2階席までお客さん沢山来て下さってほんとホッとした。年末に新聞載せてもらえたおかげで曲順もそれに沿って組みやすかったし、ポータブルのPA使こてのしょぼい音響でしたが、お客さんが盛り上げてくれたおかげでいい雰囲気なって、まさにラブワールドでした。

 

 

翌日。稲荷市場の餅つき大会へ向かう途中、湊川神社に寄ったら初詣の屋台の準備が始まっていた。こうゆうお店では食べ物買わないシケた性格の私ですが、かつて大阪の戎さんで買ったイカ焼きがほとんど生で食えずに捨てた、そんなトラウマがあるんです。

 

 

そして餅つき大会。ヨツカドくん大きい声出して頑張っとった。参加者、自分でお店しとる人も多く、器用な人の集まりとも言える餅つき大会、100年続きますように。餅食うて元町へ移動、手伝ってもらいながらカニ個展の撤収作業も無事終了、ほんでから銭湯バイト。

 

 

夏頃の工事で半月休んで以降、少し減ってた銭湯のお客さんも結構戻ってきた感じ、年末感もあって非常に忙しい日であった。一瞬で終わるんだろうなと思ってた以上の速さで12月が終わっていく。

 

 

ほんで翌日12月30日、もうすでに曜日の感覚がなく、庄内のニューカレドニアで今年最後のライブが何曜日なのか知ったこっちゃない。行きしの阪急電車、十三で乗り換えの際に若菜そばでかけ蕎麦食おう思うて入り、空いてる席に荷物を置く、ほんで券売機のとこ行こうとしたら長蛇の列が店外まで伸びており、わしが入り口や思うて今通過して来た口は出る方の口だったのかと気付き、荷物を持って一旦外に出る。かけ蕎麦を食うために列に並ぶのか、と考えると急に食欲がなくなって蕎麦は食わずに宝塚線のホームに並んだ。信号待ちと同じくらい行列に並ぶのも苦手なので、ユニバとか絶対に無理。

 

 

ホームに入って来た電車に乗る。車内、子連れのお父さん同士、久々の再会なのか話が弾み、お互いの保育園のシステムについて愚痴りあっている。共働きしながらの子育てが当たり前になり、子供らは0歳から保育園に預けられる時代、イクメンなんてのはもう特別でも何でもなく、男も家事育児を当たり前にするようになったのは良いことだと、親父の飯の文句ばかり聞いて育った自分は思います。文句言うなら自分でやれ、男女関係なく各自で自炊しなさいよ、そんな家の間取りをパナホームで取り入れてはどうだろうか、とか頭の中でマイホームデザイナーいじくり回してたら電車は庄内をスルー、路線図を見ると庄内って急行止まらないの!って焦ってる間に3〜4個先の豊中まで来てしまう。次は気を付けようと思うが、多分この失敗も1月後くらいには忘れてしまってるんだろう自分。

 

 

ニューカレドニア、カウンターとベンチだけお店やけども有難いことに満席。ファミリー感あるお客さんに見守ってもろて締めれるだけ締めたった今年。数えてみるとライブ80回弱、全然新しい曲ないのによく1年間やれたなやし、聞いてくれたお客さんもよく聞いてたなと思う。サラ金からお金借りることなく1年間回せたんはライブ見に来てくれるお客さんのおかげです。一年間ありがとうございました、2026年もお金をよろしくお願いします。

 

 

ほんで大晦日。朝はアパートの掃除、狭いので短時間で捗る。昼は2年ぶりに加古川の実家へ帰った。駅からの交通手段がないので折りたたみ自転車を電車で運び、駅からは寒風に吹かれながらチャリ帰省。

 

 

ドブ川を見つめるサギ。サギに暦の概念はなく、だから正月も七五三もない。正月やから2〜3日スーパーが休みになる言うて肉や野菜を買い溜めして冷蔵庫をパンパンにしとくみたいな愚かなことをサギはやらない。腹減ったな〜って思いながら川面を眺めてる間にサギは一生を終える。群れで過ごすこともなさそうやし、私に向いてる仕事だと思う。

 

 

実家で鍋よばれ、お年玉もらう。これまでも母親が私にお年玉をくれようとするシーンに遭遇していたが、もうそんなんやめてと断っていた。けどもうそのやり取り自体が面倒なのですんなり受け取る。年老いた親からお年玉もらう初老の男になるとは、10代のころは考えもしなかった。年明けたらお年玉で久々にパチンコでも行こかな。

 

 

実家に居ても何もやることがないので帰ることにする。ついでなので墓でも見とくかと自転車で山へ向かう。田んぼの畦道を通って墓の入り口までくるとフェンスが張られてあり行き止まっていた。熊でも出るのかと一瞬びびるが、おそらくは私有地の栗や何やらを勝手に拾う奴がおるから入れなくしてるのだろう。熊や猪より人間の方が人間にとって害になってるのは間違いない。悪い政治家や役人、それと結託してる金持ちら、全員このフェンスの奥に押し込めて猪に追いかけ回されとけばいい。

 

 

フェンスをつくったせいもあるだろうけど、私のように田舎の墓を顧みない人間が増えて来たので墓地は荒れ果てていた。先祖の供養ってすごい面倒な概念なのだけれど、なくなると寂しい気もする。意識の隅っこにいつも墓があった方が何かと面白いようにも思う。

 

 

ほんで銭湯バイト。大晦日ゆうのもあって千客万来、下駄箱が靴で溢れかえっておった。スタッフ力合わせて閉店作業、2025年のバイトもこれにて終了。10時間後にまたバイトあるけども。ライブもバイトも体調不良で穴あけるとかなく、元気にこなせた自分の体を褒めたい。

 

 

今年のライブ終わった〜とか言うてますけど、普通に5日後にはライブあってまじ終わりなき日常です。2026年もカニコーセンをよろしくお願いします。

 

1.4(日)人間どもあつまれ

場所)梅田HARDRAIN

   大阪市北区兎我野町3-19

出演)オータムス / 蟹光船 / カニコーセン

時間)OPEN18:30 / START19:00

料金)予約2500円 / 当日3000円(共飲別) 

 

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コメント: 3
  • #1

    ゼニヤインクの社長と社長婦人 (木曜日, 01 1月 2026 17:42)

    昨年は本当にありがとうございました。
    今年も色々と企画したいと思っているので、よろしくお願い致します。����‍♀️

  • #2

    苫小牧 河本妻 (金曜日, 02 1月 2026 07:35)

    元町文化堂さんでのLIVE写真に長男写ってます
    右端の髪の毛もしゃもしゃの眼鏡くんです�

  • #3

    カニコーセン (金曜日, 02 1月 2026 13:43)

    >ゼニヤさま
    また今年もよろしくお願いします

    >河本さま
    息子氏来てくれてはったんですね。よろしくお伝えください。