カニの記録 113

 

NHKの見逃し動画で太平洋戦争のドキュメンタリーがめっちゃやってるのだけど見る時間が全然なく、見逃し動画も見逃し確定。別の映像の世紀ゆう番組でアメリカの福音派を取り上げた回があり、酒飲みながら眺めつつ、キリスト教信じてる人ら恐ろしいなと思う。でも福音派の人からしたらイスラム教を信じる人や共産主義が恐ろしいし、ヨルダン川西岸のユダヤ人の入植者はパレスチナの人が恐ろしい、けどほんまにそう思ってるんやろかと変な気持ちにもなる。自分らがやってる不当な行為を正当化するためにとか、こじつけみたいな権利を主張するためとか、聖書に書いてあるから、または書いてないからで差別どころか人殺しまで正当化されるんやったら、聖書こそ禁じなあかんやろと普通に思う。被害者意識ていうのはセコく使われる場合が多い。自分にも心当たりはあるのだが。

 

 

またバイトとライブ以外、何も出来ないまま8月が終わろうとしている。夏休みの宿題を夏休み中に終わらせたことが小中高12年通して一度もない。お盆明けくらいから焦りとやるせ無さが大波になって襲ってくる感じ、50歳近くなっても変わらずある。泣きごと言わずやらなあかんことコツコツやるのみである。

 

 

話変わるけど可愛いシリーズ入荷。まずは缶バッチ100円

 

 

防水丸ステッカーも100円

 

 

アクリルキーホルダー500円。これら商品を入荷した分全て売り切って出た利益よりも1月分の年金と健康保険料と税金足した額の方が全然高いのはもう地獄に生きてるとしか言いようがないが、なんもやらずに文句いうよりはコツコツでもキーホルダー売った方がまだまし。

 

 

先週木曜日は銭湯バイト早く上がらせてもらって西院ネガポジでライブ。西日、マジで皮膚が焼ける匂いがした。そのうちかりんとうみたいにされてしまいそう。

 

 

音チェック済んだあと散歩。ネガポジから歩いて10分くらいの芋松温泉、お店をキリモリされてるのは梅湯の前の店長さんで、笠広告も申し込んでくださったり、ご挨拶兼ねてお風呂はいらしてもらいに行く。

 

入り口ちょっと土間っぽくなってたり、こざっぱりした雰囲気に改修されててカッコ良い店内。床板は真新しい匂い、足の裏がラサラして気持ち良かった。地下水なのでお湯も水もピカピカ。あまり商売っ気ない雰囲気にホッとしたり、どこか遠くの街の銭湯に来たような気分になれる。まあ神戸から来てるから割と遠くはあるねんけど。

 

 

入り口横に小さな寛ぎスペースがあり「ここでライブさしてもらえんすか?」と店主さんに尋ねたら「いいすよ」とあっさり決定。秋か冬ごろに一人で何かやろ思うので、紅葉見がてらライブ来てください。よろしくお願いします。

 

 

肝心のライブの方は酒飲みすぎて最あくの出来。ライブ後お客さんに「カニさん、今日のライブ5点」と笑われる。なんかお盆やからと捻らず、いつも通りにやればよかった、というか酒を途中で止めれんかったのが悪い。酔っ払って終電も乗り過ごした感だったが、最終の新快速が遅れてたせいで間に合った。

 

 

翌日。今年の4月に初めてライブお世話なった盛岡のnatmegさんの17周年パーティーに参加さしてもらいに飛行機で岩手。神戸空港へ向かう途中、大倉山駅のホームで忘れ物したことに気付き、ギターも荷物もホームに置きっぱな猛ダッシュでアパート更に一応服。究極にゼイゼイし、肺から血の味。はっぴいえんどのはいからはくちってこうゆう意味らしいです。飛行機にはギリで間に合う。

 

 

4月のときはnutmegさんでライブさしてもらって翌日すぐに青森へ移動したので盛岡観光どころか冷麺も食べなかった。今回は飛行機の値段の都合で帰りを一日先延ばしにして、なので冷麺もきっと何処かで食えるはず、冷麺が好きでたまらんとかではないけど。

 

リハして一瞬飲み屋街ぶらついて、ほんでライブ。大学生時代にnutmegさんの前のお店に通ってたという、さか田メイツのサトウさんが神戸から新幹線で来てくれたり、対バンの冨永さんも神戸やし、神戸の人に盛岡でライブ見てもらえるゆうんが嬉ぴ。

 

 

対バンの冨永さんバンド、ほんま最高のライブだった。サトウさんと「なんかカナダの田舎旅行して、たまたま入ったバーで日系人のバンドがめっちゃすごい演奏してたみたいな雰囲気ですね、今日」とか、我々は訳の分からない楽しみ方をして非常に楽しく酒をおかわりした。多分、わしが一番酒を飲んだと思う。そのことをハモンドオルガンの藤田さんに話すと「そうゆう音楽なんだよ」と教えてくださった。飲めば飲むほど陽気になれる音楽ってええなぁと思う。ほんま楽しかった。

 

 

お店の打ち上げでも結構呑んで、そのあとnutmegさん、対バンのガンボチローズのメンバーと三次会。ベースの方が霊感というか磁場を感じたりする人で、面白い話を沢山聞いた。なんかスピリチュアルとかパワースポットとかあんま興味なかったけれど、銭湯で働き出してから地下水のこととか地形のこととか、ほんの少しだけれどネットとかで見るようになって、なので磁場とかってあるわな当たり前に、と思うようになったから昔とは考え方も大分変わったな自分と思う。自分が住んでる大倉山のアパート、生田神社の裏やし足元に地下鉄通って建物自体傾いてるしで磁場最悪な気がしてるが、もともと脳の具合が狂っている自分にはそれくらいが丁度いいかもと思っている。呑み終わってnutmegさんの座敷に寝さしてもらう前に時計見たら4時。朝やん。

 

 

翌朝。前回と同じく店の向かいの自販機で80円の缶コーヒー飲んで朝の一服。あの赤い猫のキャラクター、じばニャンて名前は出てくるがアニメのタイトルが出てこない。思い出すのあきらめてnutmegさんの車乗せてもらい岩手観光する。

 

 

nutmegさん「海潜るわ」ということで行き先は太平洋。自分は海パンも何もないので、とりあえずスポーツ用品店で半ズボン買う。たまたまスポーツ用品店の隣に焼肉屋があったので、そこで昼飯。

 

 

ホルモン冷麺セット1100円。値打ちあった。食べ物噛むのが嫌いな自分にとって、最初から噛まずに飲み込む設定の冷麺は相性よしな食べ物と言える。ホルモンも美味かったが、ワイルドな店の雰囲気が最高だった。天井が脂の重みで軋んでいた。天井が美味そう!と思った焼肉屋は初めてだ。

 

 

ほんでビーチ。詳しい場所は分からないけれど荒神海水浴場というらしい。nutmegさんは昔スキューバーダイビングやったかのインストラクターをしてたいうだけあって、海女さんみたいにジャンジャン海へ潜っていた。私は肩まで海水に浸かりながら浜辺の水着ギャルを眺めていた。何年かぶりに眺める水着ギャル、目の保養て言葉があるが、水着ギャルを眺めていると目というより身体全体が元気になるのを感じた。人生に疲れてるおっさんは須磨行って水着ギャル眺めて来なさい、元気なるから。

 

ちょい場所を変えて岩場で自分も泳いだりしたのだけれど、プールサイドを蹴るみたいな感じでコンクリートの壁を蹴ったら貝やらなんやらがくっ付いたギザギザな壁やったみたいで、足の裏を切った感じして水中でパニックになり、ピラニアやサメに足を食われる前に陸に上がらねばと藁をも縋る感じで壁の階段よじ登る際、私は小学生を押し退けながら自分だけ助かろうとしてる器の小さいムーブをしていたようで、こうゆうとこで本性出てまうな〜と恥ずかしくなったし、足の裏の傷も正直大したことなく、本当にしょうもない男です、私は。

 

 

パニック後、通りがかりの大槌町でやってたお祭りを眺めたり、タコスを食ったり。道の駅でおにぎり用の海苔も買う。

 

 

東北を基盤に活躍する双子政治家サトルとタケシ。夜はnutmegさんでライブ終わりの石油王てバンドのメンバー、昨日に引き続きサトウさんとサトウさんの大学時代の友達らでワイワイ呑み、何時か分からん時間にお店の座敷で就寝。

 

 

そして翌朝もまた80円の缶コーヒーから1日がスタート。石油王のメンバーのシンさん、nutmegさんでリサイクルショップへ行ったりじゃじゃ麺食いに行ったり。じゃじゃ麺は作れないけれど、じゃじゃ麺方式のものは作れるかもしれないから今度弁当でチャレンジしてみようと思う。

 

 

ほんでシンさんに空港まで送ってもらい、遊びかライブか分からん盛岡ツアー無事終了。今年は東北ばっかり遊び行ってる気がするけど、なんか東北好きかも、何がってわけでもないですけど。まあ面白い人の周りには面白い人が集まるから、なるべく面白い人のところへ行きたい今後の人生です。nutmegさん、その他面白い方々、ありがとうございました。磁場、気にしながら進みます。

 

 

そして青森最終話。路地うなじさんにお世話してもろてねぶた大祭り鑑賞後、みんなでまちなか温泉、ここで虎舞竜発生し、腕にタトゥーしてる私のみ入浴不可の悲しい展開。では「一時間後で」の合言葉で入浴組とお別れし、一人夜の街に消える焼き鳥組。焼き鳥屋のバイトのおっさん、慣れへん接客口調で世間話を持ちかけてくれるが話続かかずですんません。

 

 

4月に青森来た時は雨降ってたけど、今回は雨を気にせずゆっくし青線地帯をぶらつき、その後入浴組と合流。うなじさんの親戚の家にみんなで泊まらせてもらう。40代50代になっても青春です、みたいな夜。

 

 

翌朝。電車で浅虫温泉へ移動。夜中に大雷があって電車遅れたりしてたが、我々遊んでる組はそうゆうのもまた楽しい。電車いつ来るか分からんタイミングで、うんこしにトイレ行くか行かんかで揺れるハットリくんの可愛さよ。

 

 

裸島という岩の壁みたいなんがあるとこへ歩き。海鮮丼食うために集まる人々で朝10時前から周辺は混雑していた。そういえば三宮から名古屋へ向かうバスで隣になったおばあさん、網走で海鮮丼食べれたんだろうかと気になる。

 

 

海鮮丼食いながらうなじさんと喋ってると、うなじさんも小さい頃マドンナに憧れてジャズダンスを習ったらしく、話前後するけど盛岡のnutmegさんもマドンナ出身で、もう我々はマドンナ州の同郷仲間て言ってええと思います。

 

 

海鮮丼後、龍みたいに見える岩の染みを祀ってる神社へ行ってみたり、温めの海に素足を浸して見上げるスカイスクレイパー、好きな服を着てるだけ悪いことしてないよしたり、駅の施設で風呂入り、野菜の直売所でニンニクを買い、ここに来て青函連絡船がやってないことを初めて知ったり、なんやかんや言うてよう遊んだわい青森。ありがとう、うなじさん。

 

 

そしてスペースシャトル無事に関空に着陸。ザライトスタッフ池田さんとの旅サラダパート4これにて終了。パート5はどこに行くのか楽しみだけれど、死ぬまでに全部の原発と六ヶ所村には行きたいねと約束したので、次ぐらいから原発ばっか行かんと死ぬまでに間に合わん気もします。

 

 

ほんで今週のライブ。

 

8.30(土)

場所)神戸PUB CHELSEA

神戸市中央区下山手通3丁目15-19

出演)ハロルド / ガリザベン / カニコーセン

時間)OPEN18:00 / START19:00

料金)予約2500円

 

 

 

 

8.31(日)日日是、音日 〜好ノ篇〜

場所)西天満ゆとりちゃん

   大阪市北区西天満4丁目8-1

出演)モカリン / ザ・ハムスターず / カニコーセン

時間)OPEN14:00 / START14:30

料金)500円+1D(更に投げ銭)

◎浴衣で来場された方に特典