バイトダブルヘッダーの日。夕方からの銭湯のバイトで出勤直後にやらかし、収拾つけるのに30〜40分ほどバタバタし、挽回しようとコーナンへ原付走らせたり、気忙しく動き回って閉店後、ルーティン通りに片付けの前にまず一服、けどなんかぼーっとするなぁ〜思いながらタバコ吸うた後に頭がクラクラしだし、しばらく番台に伏せて回復を待つことにしたがすぐには収まらず、取り合えず風呂入って帰ろうと湯船に浸かりながら、このまま頭の血管切れて土左衛門みたいになったら色んな人に迷惑かかるなぁと思ったけど、おそらく水死体の第一発見者であろう社員の男の子の驚く姿を想像すると笑けて来て、人間笑うとやっぱり元気になる。その後は頭痛も収まって普通に帰宅。この日はたまたま思い出し笑いに元気をもらったのだが、大学時代山手線の中で思い出し笑いしてたら、シンナー中毒っぽい男に胸ぐら掴まれ代々木で途中下車させられたこともあり、思い出し笑い体質もいい事ばかりではない。

先日。いつもライブとかでお世話になる東京のアパレル会社の社長さんが京都に自宅兼仕事場を作ったということで、見学兼お酒奢ってもらいに行きました。こうゆうお洒落な世界があることはなんとなく知っていたけど実際体験するのは初めてなお洒落度合いで、そうゆう場違いな場所でいかに肩の力抜いて平気な顔で過ごすかが詐欺師の力の見せ所、棚に並べられた洋書や写真集をええ匂いする粗挽きコーヒー啜りながら眺め、必要以上に笑ってみたりの解ってるふりを発揮、頭の悪さ全開を気にとめずその場をやり過ごす技は生まれながらに確かに持ってる、そんな自分を再発見出来ました。古い長屋を和洋折衷に改装した客間に泊まらせてもらい、久々に不眠症出るかと不安で持参した内田樹のかしこ本を2〜3行読んだだけで睡魔に襲われ、そのまま爆睡。50歳を前に神経もまあまあ太なって来た気がする。しかしまあ変わらんだろう根っこの弱さも感じながらの日常、たまに奢ってもらえるお酒をガブ飲みしながら死ぬまで生きるのだ。

朝6時前に目覚ましをかけ、熊野神社あたりから河原町五条へ移動。朝早いのにバスはまあまあ混んでいる。バスに観光客の外国人は一人も乗っておらず、仕事場へ向かうっぽい感じの人々が淡々と日常をこなしてる姿があった。円安くても頑張れよ日本。
縁切り神社の境内で大きな雪玉のように括り付けられたおみくじの束が雨でシトシトになってるのを信号待ちのバスの窓から眺める。自分の心の中に勝手に膨らんだ歪な感情と縁を切って現実を生きるのが如何に難しいことなのか、あのおみくじの量を見ればよく分かることだ。でも実は簡単なことなのかも知れないとオノヨオコ見て勘違いしたりする、それもまた庶民の悲しさだ。何事も簡単であることに気付くまでが難しく、身体ごと試行錯誤をするしかない。阪神の桧山進次郎が言うてたことはそれだったか、、そういえば桧山の実家は京都のスーパーマーケットやったなかな、、と気付くと同時に信号待ちしていたバスは動き出す。

ほんで聖地に到着。朝7時前にも関わらず大繁盛していた。壁新聞を読みながら京大文学部のスタッフの文章の面白さに嫉妬したりする。ていうか大学生、全て持ってて楽しそうである。

梅湯10周年のTシャツのイラストを実は描かせてもろてて、その実物を確認しに来たのでした。自分が描いたもんが商品なったり人に見られたりするんはやっぱ嬉しい。アホやから社割で即購入し、風呂上がりに早速着替え、フンフン言いながら新快速乗って神戸に戻り、映画館のバイトに行きました。Tシャツ欲しなった人はぜひ梅湯に行ってご購入ください。

青森の続き。野辺地から大湊線で下北駅に到着。ここから恐山に行くのが旅の目的であったが、前々日くらいにネットで交通手段を調べていて恐山が5月から営業だということを知り、もう何が何やらというテンションにはなっていた。風が強くてライターでタバコに火が付けられなかった。

釜臥山。写真を見返してゾッとするくらい寂しい景色の中を歩いていたんだな、俺。

力づくで補強された煙突。デッカいもんは支えるのがわりと怠い。私の自尊心もあの煙突みたいに雑な補強されてそうに思う。と言ってなすがままに崩れるわけにもいかないし、やれることやるしか仕方がない。ボロボロの煙突頑張れ。

雑い感じでも元気に営業してるのが偉い銭湯。燃料になる廃材がお店の横に山盛りあったからまだまだ頑張れそう。

おしぼりを持って飲み物の注文を聞きに来た店員に「とりあえず生で」と言ったのを合図に店ごと爆発する仕組みだなんて、おしぼり持って来る前に言うといてくれんと困ります。

ギターの早弾きには興味ないのだが、兄が高校時代に買って読んでたヤングギターで、ギターのテクニックを競うギタリンピックという企画があり、不確かな記憶だけれどエディーバンへーレンは100メートル走(早弾き)で銅メダルくらい、3種競技で金メダルだったような、でもギターの三種競技てのが何なんかさっぱり思い出せない。

もう飲み屋街に近いとこにある川なのだが、酔っ払って自転車で渡ったら絶対に落ちる橋だなと見た瞬間鳥肌立った。見なければ良かった。私は悪い想像が膨らむものばかり見る癖があるし、何見てもだいたい悪い想像しかしない。よく今まで無事に生きて来れたなと思う。本当に無事なのかどうか、それも自分じゃよく分からないけど、自分が無事だと思えば無事なんだろう。

ほんで路地が始まる。小学生の頃、巨大迷路というもんが大流行していて、小学生のバス旅行か何かで行ったことがある。今あんなもんがあったら熱中症で人がバンバン死んでただろうなと思う。昔は地球も人間に優しかった。地球は今、人間を滅ぼしにかかっている。ていうか私は未だにあの巨大迷路の中で迷ったままなのではなかろうか、その無意識の表れとして路地を奥へ奥へ歩いて行く癖があるのかも知れないとか、自分で撮った写真見ながら無理矢理な例え話を続けるんも正直しんどい。

もう何の例え話も出て来ない。路地歩いて写真撮って、後で日記書くん疲れるだけなのに14年も止められずにいる。これもナルシシズムの仕業なんだろうか。2週間待ちで予約取った心療内科で先生に「路地歩いて写真撮って、それに例え話付けたブログが辞められなくて困ってます」と相談したらどんな薬が出て来るのか、それのレポートもブログに書きたい!って今考えてる時点でもう地獄だなと思う。

あった、とびない旅館。ちょっと話すと長くなるかもなんですが、遡ること半月ほど前、青森で宿を取ろうとネットで調べてたら、円安とゴールデンウィークが重なってか、どの宿もべらぼうに値段が高く、もうネットに頼ってられないわと直接電話かける方法で探すことにし、何軒か断られた後、このとびない旅館にも電話して、何月何日宿泊したいんですが行けますか?と聞くと「空いてるのは空いてるけど、あまりおすすめしないんですよね」と、近くの別の宿を矢鱈と誉めながら薦めて来るという今まで経験したことない対応があり、気になったので「なんであまりおすすめしないんですか?」と聞くと、しばらく間があって「・・・曰く付き、なんですよね・・・」とめちゃめちゃ気になることを言うので、え?となり、どういった曰くが・・?と更に聞くと、またしばらく間があって「・・・働きたくないんですよね・・・」と予想外の答えが返って来たので、今思うとだけどそこから更に踏み込んで宿泊をお願いするべきだったかもなのだけど、その時は普通に私もほな辞めとこかとなり、他の宿を予約してしまった。

あとで気になってネットで調べてみたら、店主さんが面白い感じの宿として有名らしく、そうゆうのが好きな人には大人気で繰り返し訪れる方もいるとのこと。けど、そうとは知らずに普通の宿として来てしまってトラブルになる人も多分居て、だから前もって「曰く付きなんですよね」と牽制球を投げてたわけか、と後でわかった。こっそり外から覗いてみると入り口目掛けて牽制球がビュンビュン飛んで来てて、これはプロじゃないと戦えそうにないなと思った。

このあと、普通に酒飲んだりします。
5月末に埼玉と東京でライブあるんで来れたら来てください。
5.24(土)キタウラワンマン
場所)北浦和すっとこどっこい
さいたま市浦和区常盤3丁目14-3
出演)カニコーセン
時間)OPEN19:00 / START19:30
料金)1500円

5.25(日)「どーなっちゃってるの?」
場所)南千住 泪橋ホール
東京都台東区日本堤2丁目28-10
出演)夜久一 / カニコーセン
時間)OPEN17:00 / START18:00
料金)2500円とメニメニオーダー
◎ info@zeniyainc.com お名前・人数・電話番号を明記の上ご予約ください

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きくりん (金曜日, 16 5月 2025 12:46)
読書はあまりしませんが
こちらは気になってよく拝読します。
読んでると落ち着きます。
カニさんのイラストは
ただただほっこりさせていただいてます。
勝手に読んで自分だけいい思いしてます。
カニコーセン (金曜日, 16 5月 2025 17:38)
>きくりんさん
ほっこりしてもらえて何よりです。