カニの記録 34


先週土曜日は池田で社会人落語の大会のお手伝いというかバイトに行きました。


予選会場のひとつを一応現場責任者とゆうことで任されておるのですが、あんまなんもしないんですよね、実際。落語聞いて弁当食って落語聞いて終わりみたいな、けどすごい事実がありまして、わたしの受け持ち会場から決勝に行った人がここ3年ほどずっと優勝してんすわ。写真のたこ焼きは毎年池田に行ったら食うてる300円のたこ焼きすわ。たこ焼き屋のおばちゃんにそのこと告げたら「また来年も食うてな」と棒読みで言うてましたわ。


で今年はどうかなと思って落語聞いてましたが、これは凄いなと思う人が5人くらい居て、やっぱりっていう感じで決勝9人中3人が受け持ちの会場から選ばれ、サッカーで言うたらブラジル、ラグビーでゆうたらサモアみたいな会場やなと思うたんですが、結果やっぱり今年も池田南会館選出の創作落語の女性が優勝、たしかにあのネタは感動的で、実際私も聞いててちょっと泣きそうになった。10分の作り話で人を泣かすってなかなか出来るもんではないです。社会人落語面白いです、自由で。


ほんで翌日は加古川のグリーンラバーズでライブ。


姫路と高知の音楽シーンはなんとなく似てる気がする。姫路の先輩らのライブはもちろん良かったんですが、外でタバコ吸いながら聞いたグリーンラバーズのお母さんのトークも良かった。アラウンドエイティーンの人生振り返りandthe現役バリバリトーク、わしは村田くんのお母さんのこと前々から知ってはいるけど、間に女性である大伴さんが挟まることで、ちょとしたガールズトーク、やっぱ女子会のんが話は弾むし、それを盗み聞きしとったわけですが、生きとし生けるものが背負ってる「やがて死ぬ」ことへの悲しさ、自民党の政治家だって、拘置所にいる死刑囚にだって同じだけあって悲しみを共感しあえるはずなのに、なんでか話が合わん、そらまあノリがちゃうからしょうがないんですが、県民会のごとく同じ出生地であるもの同士がシンパシーで結びつくように、やがて火葬場で焼かれてか富士の樹海でバクテリアに分解されてかは分からないけれど、いつかは消えてなくなってしまうもの同志、もうちょい話し合わせていけんもんやろか、とオノヨウコさんのこととか思いうかべたり、体は疲れたけどしばらくは心に残りそうな一日でした。