コブログ297

5月30日木曜日。早番。仕事のあと撤去された自転車を取りにいく。

自転車停めたアカンとこに停めたから撤去されたので、その罰としてか手数料としてか税金の足しにかで2000円払う。保管所に訪れる人は撤去されたことに不満を持って訪れるから、そのへん心得てる感じで保管所のおっちゃんらは概ね応対が丁寧である。そんなとこにも人間の恐ろしさを感じる。わたしの自転車を受付まで運んできてくれたおっちゃんは、自転車の泥よけには貼ってるシールを指さして「これは何でっか?」と私に聞くので「ポエム云う喫茶店のポです」と正直に応えた。自転車撤去されてわざわざここまで歩いて来て2000円払った多少の怒りは持ってるから「ポルポト派のポです、気に入らんやつ生き埋めです」くらい攻撃的でも良かったけど、小心者なのでそこまで頭が回らない。

神戸駅の近くで宗教の勧誘のチラシをもらう。なにかと取り乱しキャンペーン期間の自分なので、普段は何とも思わないチラシの文章に惹かれたりする。帰りの新快速はダイヤの乱れめで犇めいた車両だった。

風呂場のガラスが水垢か石けん粕かで汚れまくり、何も映らない状態なので、自宅で晩飯よばれたあと水垢取り用のクエン酸と他の掃除用の洗剤を買いにダイレックスへ行った。長男に何かついでで買うてくるもんないか?と訪ねたら、英語のノートを買って来てほしいと頼まれる。線4本入ってる英語のノートなんか見るの30年ぶりくらいかもしれない。ダイレックスが近くにできて本当に幸せな日々。

5月31日金曜日。早番。今週1回も行けてなかったので、昼休みはヤスダヤとポエムをダッシュでハシゴした。ヤスダヤに入ると近所っぽいおっちゃんがカウンターで菓子パン喰いながらビール呑んでて微笑ましい。ポエムに行くと根岸くんが居た。先日お父さんが亡くなって、その四十九日の法要がまたあって、つい今しがた東京から戻ってきたとのこと。根岸くんの「東京日記」いうブログにお父さんが亡くなって思ったことが書いてあって、何度か繰り返し読んだのだけど、お父さんの不器用な感じとかとても共感できて、けどそれじゃあかん思うねんけど、どうしたええのか判らんお父さんの葛藤みたいなんが自分のことみたいに苦しく感じた。根岸くんには「お父さんてなんか難しいなぁ〜」くらいにしか説明できず、賢くなりたい。

ライブの練習を嫁さんとしたかったので、その時間を捻出させようと、自宅に戻ったあとは晩飯のこしらえやら洗いもんやら洗濯もんやらドンドン手伝う。ほんで練習のあとCDの足らず分を内職する。TrueBlueの内ジャケット見て物悲しさ甦らせつつ、息子らこんな小さかってんなと思い返す。内職してるこの時点では別に調子悪いと思ってなかったけど、そのあとまた自分のイライラが起きて、嫁さんをボロカスに云うてしまう。ボロカスゆうても子供が拗ねてるのと同じだから理屈とかがめちゃくちゃで、嫁さんもただ呆気にとられていた。暴力振るったり物壊したりしてないけど、もうほとんど遣ってることはそれと同じ理不尽さで、ほんでまた興奮して眠れなくなる。見かねて嫁さんが夜中一緒に外歩きに行ってくれて、ダイレックスのベンチでいろいろ話しして、ほんで漸く気持も落着いて自宅に戻って、気分転換に嫁さんと二段ベッドの上下を変わってもらって、寝た。4月末に調子崩して、治まりそうな感じが何度かあったけど、少し経つとまた駄目な方に戻ってしまって、こんなことは今までになかったように思う。

6月1日土曜日。遅番。やっぱし気が立ってる感じで早く目が覚めてしまう。朝飯食う前に外の草引きとかちょっとする。長男が部活に出たあと、嫁さんとパン食いながら話してて、ふと口にしたことで嫁さんを泣かしてしまう。嫁さん泣かしてしまっていつもだったらすぐに謝ったり慰めたりできるのに、なんでかそれも出来ずに家事に没頭しだす。ほんで嫁さんが仕事に出た8時半から自分が仕事に出る11時過ぎまで、壁の補修したり布団洗ったり風呂のガラスにクエン酸パックしたり庭の草引きしまくったりノンストップで動き続けながら、やっぱ自分これまでで最高潮に精神がおかしなってるわって感じる。これは家を綺麗にしたいっていう理由で掃除してんやなくて、怒りを発散する暴力の代わりに掃除してんねやわ、って前々から思うてたけど確信に近い感じした。先日、ポエムのマスターと喋ってるとき、ふと「カニさんはカニコーセンやなくて、サーフィンとかせんとあかんちゃいます?」って言われたことを思い出す。その後、仕事に行く。

 

なんとなく思い立ち、電車乗る前にテレホン人生相談の加藤諦三先生の本を借りに加古川図書館に寄る。在庫検察で加藤先生の本調べると、加古川図書館にあるやつだけでも大量にあって、選んでる時間がないので一覧で出たやつの上から2冊を適当に借りて電車に乗った。電車の中で何ページか読んだだけで、加藤先生の本が凄いのか、わしの精神状態が標本なみに悪いのか、どっちもどっちという感じで全部自分のこと書いてある本やわ!と驚く。本によると私は非生産的な人間で、情緒未成熟者であり、欲求不満な人で、かつ打算的であり、感情的に萎縮しており、自己無価値観に襲われやすく、敏感性格者で、完全主義者でもあるために他人への感情的反応に欠けており、不安神経症タイプなので近しい女性と親密になれず、内面が空洞化していて、かつ利己主義であり、愛が必要であるがゆえに愛されず、一生不幸なままです、とある。まるで救いがない。

 

でもまあ自分のグラグラした状態が何であるかっぽく名前がわかるだけでも随分と考えのモツレはマシになり、1ヶ月以上に渡って「お前が悪い、お前が俺を救わないといけない」と罵ってきた嫁さんに全く罪がないこともハッキリわかり、謝って済む問題じゃないけど、謝る方向に気持ちが向き直せそう、な感じはした。仕事の休憩時間も公園のベンチでメモを取りながら加藤先生の本を読む。これ聖書やなって感動する。自分の信じる宗教を誰かに勧めたくなる気持ちがわかる。

 

仕事終わって自宅に戻る。なんとなく家に居辛い気持ちが常にあるから、自宅の近くまで来て部屋に明かりがついてるのが見えると、嬉しいようでもあり、家族に会うのが怖いような気持ちもある。神経症の無限回廊から抜け出さないと一生幸せになれないから、俺は幸せになるのだ!という掛け声とともに玄関のドアを開けて、速攻台所で焼酎の水割りを作り、ゴブゴブ飲み干しながら起きてた嫁さんや長男と喋り、家族と目を合わすの怖いから東京喰種1巻の10ページから30ページあたりを繰り返し読む。なんてことなく家族はみんな優しい。

6月2日日曜日。仕事休み。千鳥橋のシカク8周年の催しでライブさしてもらいに京橋の連れ込み旅館「ホテル千扇」へ行く。朝9時前に出れば入り時間に十分間合うと思ってたら、阪神高速の湊川から京橋までが工事中で、大幅に遅刻してしまった。

京橋の古い連れ込み旅館を貸し切って、トークライブや音楽の演奏やスナックや雑貨屋やいろんなことやってて楽しい感じ。わしも嫁さんとラブホテル入るの22年ぶりとかやので終始半勃起状態。

自分らの出番終わったあと、可愛いテクノラップガールよいまつりちゃんのライブを見る。ライブは階段の踊り場がステージで1階から見上げる感じで見てると、上からパンツっぽいものがふわ〜っと降って来て、一瞬目を離してたから状況が判らんなってたけど、これはよいまつりちゃんがパフォーマンスで脱いだパンツっぽい。すかさず私が拾ったものの、人目もあるので匂い嗅いだりは出来ず、なんとなく手持ちぶたさにしてると、どこからともなく佐伯誠之助さんが現れたのでパンツを託し、すると佐伯さんは躊躇なくパンツをハチマキにしたり、ストローで股間の部分をスニッフしたり、よいまつりちゃんの曲に合わせてパンツをぐるぐる回したり、さすがの対応力だった。

昼から夕方までの催しのトリは佐伯さん。初めて見る嫁さんも「なんか可愛い人だね」と爆笑していた。面白いだけじゃなくて音楽がカッコいいところが凄いなと思うのだけど、佐伯さんのライブ終わって直ぐ会場歩いてると、「なんか凄いかっこいい曲かかってるから聞きに来たら、チンコとマンコなんだもん、、」みたいに喋ってる女性のお客さんいて、逆パターンもあるんだなと思った。

遠くから訪れたお客さんも多く結構盛大な会でした。8周年ということはカニコーセンと生まれ年は同じで、けど社長の竹重さん含めて関わってるスタッフは20代で、こういう若い人らの会にライブ呼んでもらえることが嬉しい。お店は数年前に中津から千鳥橋に変わって、その後いろいろ体制が変わったりしたけど若い女の子の底力というか、お店の規模も大きくイベントも多彩になってはる感じで、ちょっつシカク目が離せないです。

スタッフの方にドムドムを研究してる人がいてて、その人は団地のマニアでもあって、電気風呂にも詳しくて、世間話として面白い話をバンバン聞かせてくれて、シカクのトークイベントとかお店でやってる飲み会みたいなん行ったら、あんな話が聞けるんかと思うと、また参加してみようかな思いました。ひとときドムドムとかに関心向けることで意識領域を広げて神経症の予防にもなるかもに期待したい。

 

今週ライブ2回あります。来てください。

 

6.6(木)平日ノーチャージデイ

場所)西院ネガポジ

順番)①サイナラトモロック ②七色ラブレターズ ③カニコーセン(各40分)

時間)OP18:30 / ST19:00

料金)飲食代のみ

 

6.8(土)夫婦ワンマンライブ

場所)瓢箪山 Bar HOWS

東大阪市下六万寺町3丁目6-43

出演)カニコーセン

時間)19:00-21:00

料金)1000円+オーダー[ゲリラBBQあり]