コブログ296

6月21日に汎芽舎レコードでする定例発表会の準備をそろそろ始めないとヤバいなと思うてるのに、そういう夏休みの宿題ぜんぜん終われてないときに限って、部屋が片付いてないとか、家の周りの雑草だとかが気になって、掃除と逃避で韻踏めるわとか喜びがち。掃除もあんまりコン詰てやり過ぎるとストレスになるから、朝飯の前に5分だけ草引き、午前中の20分だけ風呂掃除、仕事出る前の30分だけ部屋の模様替え、30分だけギター弾いて、エロ動画15分だけ見て、みたいにしている。で結局はライブの段取りとか曲造りとかは進まず、いまものすごく焦りだしている。イライライリイラリリアイライライラ…。

小学校の英語の授業で次男が描いたTシャツの絵が面白いよと、嫁さんが見せてくれた。腹巻きとランニングが一体型になったバカボンTシャツを次男は考案していた。新京極の土産もん屋に売ってそうな柄でええなと思う。あとゴールデンウィークの出来事をつづった作文も面白かった。自宅から少し離れたところにあるマンション群に併設された公園、次男はそこで遊んで何度か怪我をしてるので「呪われた公園」と避けてたらしいのだけど、連休中に成り行きでその公園で遊ぶことになり、やっぱしって感じで急に激しい雨が降りだし、慌てて友達と自宅へ走って戻る最中、ドカン!と近くにカミナリが落ちて、目の前が真っ白になった、やっぱり呪われてる、みたいなことが書いてあった。所々で映像的な言葉が使われてて、上手いこと書けてるなと思ったのだけど、担任の男の先生からは赤ペンで「公園が呪われてるなんて…、みなんで楽しく遊ぼう」みたいな感想もらっていた。担任の先生はヨシ夫くん的な天然を持ち合わせてるぽいので、次男の作文の意志があんま伝わってない感じも、また面白いと思う。

 

自分の前のブログは消してしまったけど、今のも合わせて8年くらいずーっとブログ書いてて、なんでこんなにブログ書くのか、自分は業が深いんだとか、性格に問題があるんだろうなとかいろいろ考えるけど、思い返せば小学校の時から日記や作文を先生に読んでもらうのを楽しみにしてたようにも思う。小学校のとき「あのねノート」いう日記の宿題があって、4年の担任の先生が「みんなのあのねノート、ぜんぜん面白ない、毎日読んでる先生の身にもなって、先生を楽しませて」と愚痴ってたので、そうかと思い、その日のあのねノートは自宅に掛かって来た無言電話の話を、なるべく面白くなるよう自分なりに考えて書いた。次の日に先生から「おもしろかった」と褒めてもらえて、頑張った甲斐があったなと思った。あと中2の2学期のテスト期間中に台風28号が来て、学校休みかどうか判らんけどテストやから横殴りの雨のなかとりあえず学校行ったら警報で校門閉まってて、そのなりゆきを翌日の理科の答案の裏に書いたのだけど、台風28号を鉄人28号に置き換えながら面白くしようと頑張ったら、テストの点数は70点とか60点とかだったと思うけど、作文込みで100点にしてもらえて、そのときもやっぱり嬉しかった。大学のときしてたタイ料理屋のバイトの先輩としてた交換日記、旦那の転勤の都合で九州に引っ越したバイトの先輩との文通、外国に留学した人にラブレターのつもりで書いてた手紙、ピンサロ嬢と付き合いたい思って渡してた沖縄の青空の絵葉書、やっぱ面白いと思ってもらえるようにその都度真剣に書いてたように思う。次男の作文読んで昔の気持ちをええ風にいろいろ思い返した。

5月29日水曜日。遅番。仕事終わって帰ろうとしたら、また自転車撤去されてた。人生何十回目の撤去なのか、カウントしてないから判らんけど、その都度支払う2000円とか3000円とかの積み重ねでワクチン買うたら、アフリカの子供が何万人救われる思とんねん!このダボ行政がっ!て世界の中心で叫びたい。まあパクられるよりはマシかと思いながら神戸駅まで歩いて帰る。いつもより仕事終わる時間が早かったので、自宅に戻ると嫁さんもまだ起きてて、晩酌しながらちょっと喋れた。嬉しかった。

5月30日木曜日。朝飯の前に10分くらい草引きする。朝飯喰いながら神戸新聞の朝刊を読んでると、線路で自殺しようとしてた女子高生を助けて県から表彰状もらってる男の子の記事が載っていた。少女の自殺の動機は家族とのトラブルとあり、もし仮に少女が電車に跳ね飛ばされて死んでしまった場合の親の気持とか、なんとなく親の立場から考えがちで、少女がことを起こした結果、家庭内のトラブルが明るみになり、それがきっかけで少女と親が抱えてた問題が解決に向かえばいいな、てことでやっぱ死ななくて良かった、少年はいいことした、洗濯もん干しながらそんな感じに結論づけた。のタイミングで親しい人から「恐ろしい記事見てまいました…」とネット版神戸新聞の同じ記事が送られてきた。送られてきた「恐ろしい」の意味が最初は自殺の現場に出くわしたこと)(危険を犯してギリギリで助けれたこと)なのかなと思ってラインを遣り取りしてたら、笑顔で表彰状もらってしまってること)が恐ろしいとのことで、たしかにそうだわ!と鳥肌が立った。本来は男の子の活躍より女の子の家庭の問題の方に世間は関心を寄せるべきであって、まあその部分を扱うのは新聞じゃなくて週刊誌やワイドショーなのかもしれないけど、男の子の輝かしい活躍の記事の影にドロドロに煮詰まった女の子や女の子の家庭の怒りや悲しみが蓋されてもうてると視るのは、さすがハードコアな漫画本ようけ列べてる喫茶店の主人だけあるわと感心した。

 

撤去された自転車を保管所に取りに行ってから出勤しようと思い早めに自宅を出たのに、保管所が開くのは昼の3時からみたいで、なんどいや!って中心で叫ぶ。なので早めに職場についてもうて、エアコンの掃除でもするかとやってたら、スマホがウンウン唸ってJR神戸線が人身事故で運転見合わせのお知らせ。新聞記事のあちらとこちら、スマホの通知のあちらとこちら、無価値と無意味を正確なダイヤでつなぐ電車、止まれと進めがテレコになったハイブリッドカー、潮風が送電線に絡まった真っ赤な腸を揺らし、ガードレールに添えられた切り花は甘く香り、羽虫はそこ寄ってたかって生きるしかない未来。