コブログ251

1月22日火曜日。遅番。先週のライブにお店休んで見に来てくれたお礼を云いに、仕事のあとカルチア食堂に寄る。30分ほどしか居れなかったけど、呉から自衛隊の仕事で和田岬に来られたというお客さんの話を聞けて面白かった。結構呑んではっただろうから、つい愚痴っぽい感じにもなってはって、神風特攻隊を例えに出しつつ、自分らが頑張って国守ってんのに、みんな関係なしにチャラチャラしてて不本意、みたいなことを仰ってて、もちろんずっとそんなこと思ってないだろうけど、やっぱたまにはそんなことも考えたりするんだな、と思った。自衛隊の方の話を笑いながら聞いてると、急に真顔で「あなた、人間に、ぜんぜん興味ないでしょ」って云われ、自衛隊でそんな洞察力鍛える訓練とかもされてるの!?って思て笑った。はい、わたくし、他人に全く興味ないです。正解です。

トムクルーズの「7月4日に生まれて」ていう映画で、ベトナム戦争で負傷してアメリカに帰ると、みんな戦争反対のデモをしてて、おれらは国の為に戦ったのに、こいつらなに勝手なこと云うてんねんみたいなシーンを、帰りの電車の中で思い出したりした。

 

1月23日水曜日。ライブで仕事休み。嫁さんと朝の用事しながら、昨晩の自衛隊の人の話をする。嫁さんは、自衛隊の人が「もっと俺らに感謝してほしい」って思うのは判るけど、それは便所掃除のおばちゃんも、交通整理するおっちゃんも、みんなに当てはまるんじゃないの、とすごく賢いことを云うていた。体をはって国を守るみたいなキツい仕事を、誰もしなくていい世の中になればいいのにね。

せっかくの休みやし、定例発表会のネタとか考えたかったけど、だらだらとユーチューブ見てしまい、気が付くと出掛ける時間。慌てて夜のライブの準備をして京都まで行く。

最寄りの西院駅で電車を降りて、お店まで歩いてる最中、外人の女の人が歩道の花壇に植わってる白い花に自分の鼻をくっつけて、クンクンにおいを嗅いでるのを見かけた。なんか花に臭いがあること自体、自分は忘れてるなと思った。ていうか、花の臭いに興味がないだけか。

お店到着。ネガポジのライブの時は、だいたい早番のあとに来ることが多いので、京都に着く頃には日もくれてて、店の向いにこんなようけドラム缶があることに初めて気付いた。何を作ってる会社なんだろうか。

リハ済んだあと、まだ明るかったので、3月にライブさしてもらうエンゲルスガールまで散歩がてら歩いた。西院らへんを散歩するのは初めてで、ええ感じの下町風景が沢山見れた。路地をキョロキョロしながら歩いていると、塀に上ったりして遊んでる2人組みの小学生の女の子がいて、不審そうに私を見てるので「なんかごめ〜ん」と云いながら通り過ぎた。その子らが上ってた塀が結構高かったので「塀の向こうは、お墓?」と聞くと、首を横に振りながらマンションの名前を教えてくれた。ファミールやったかな?エスポワールやったかな?メモっとけばよかった。

京都にはめっちゃいっぱいお地蔵さんあるけど、あとから顔を描く風習は辞めた方がええと思います。あなたがもし自分の顔の上に誰かの顔を描かれたらどんな気持がしますか?すぐ辞めてください。

 

キムチ屋の看板。次って書いてあるから、看板向こうがキムチ屋なんかな。

 

看板の裏側見たら、手前と書いてあるのだけど

 

手前はぜんせんキムチ屋っぽくない。今は営業時間外で、普段は玄関の前に机とか出してキムチ売ってるのかもな。

 

と思って次の角曲がったら、ちゃんとキムチ屋があった。キムチほしかったけど、カバンの中で汁溢れたら面倒やからやめた。

 

行く道グネグネ蛇行しながら、40分ほど歩いてエンゲルスガールに到着。メールで済ませれるような用件をご主人と話し、レコード2枚と本1冊買って、またネガポジまで歩いて戻る。

銭湯は沢山見かけたけど、ここのお店の佇まいが、いちばんヤバかった。そういえば、大阪の千鳥橋にある千鳥温泉という銭湯に、カニコーセンの広告載せてもらうよう注文しました。出来上がりが楽しみ。

 

読めない漢字ばかり。たぶんソバ屋かな。やっぱ手描きはええな。

 

パソコンでは作れない、味わいがあーるーかーらー、(ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!)リンダリンダー

 

香港映画仕込みのワイヤーアクション。

 

西院まで戻ってきたけど、まだ時間があったので立ち飲みに寄る。店の壁に(男性から女性へ話かける行為を禁止する)と貼り紙があった。わたしの横で仕事帰りっぽい、見ため40代の女の人が呑んでいて、もちろん普段から隣りの人に話しかけるとかないし、けど、それなりにお客さん居るにも関わらず店内はシーンとしてて、ここは店員さんからお客さんへ会話を振るべきちゃうのかと一瞬思ったが、貼り紙の効力は店員さんにも及んでるみたいで、全員が全くの無言状態。

19時過ぎ、ネガポジに戻り、開演を待ちながら呑む。喋る相手が居ない。周りは大学サークルみたいな感じでワイワイ喋ってて、ひとりぼっち。寂しい。友達がほしい。

 

しかし、寂しくなった反動を利用し、ステージでは爆発。この日は朝からフレディーマーキュリーのコール&レスポンスをライブでやってみようと思いたち、ユーチューブでライブエイドの映像を繰り返し見ながら練習して臨んだ。あと1番目に出た佐伯くんていう男の子の演奏見てる最中に、空から降ってきた曲「バンクシーてどこさ」と云う、あんたがたどこさのグラフィティアート版を、マッキーで書いたカンペ見ながらすぐ披露。客席には若い女性の方も多かったので、変態おっさん必死こいてるとこアピールしたいと思い、アグレッシブに30分こなした。ほんで結構やれた。今年入ってずっとライブ楽しい。まだ3回目やけど。いいぞ、カニコーセン。

ライブのあと、見に来て下さってた本田さんと呑みながら「クイーンのんどうでした?ぼく、まだ映画見てないんですけど」と質問すると「ああ、あれクイーンなの、よくわからへんけど、裸の大将かと思った」と感想いただく。本田さんとのミーティングの結果、口ひげを用意したり、もうすこし胸を張って歩き回ったりするなど、フレディーマーキュリー要素を、あと2つくらいは加えないと、何やってるか全く伝わらないことが判りました。もろもろ踏まえてつぎ頑張ります。

ほんで終電ギリギリみたいな感じでお店を出たあと、対バンのこととか一人でブツブツ云いながら、西院駅へ早歩きする。本田さんが自転車で先走りして、コンビニで鬼ころし2PAC買ってくれて、駅の入口でそれを受け取るとき「対バンのことブツブツいうより、カニさんはまずフレディを頑張らなくちゃ!」と前向きなアドバイスくださり、マジで泣きそうになる。そうだ、他人のことブツブツいうのは、テレ相の大原先生がいちばん嫌うヤツや、辞めよう、改めよう、そう誓って阪急梅田行きの最終電車に乗り込んだ。

 

ほんで車両の壁にもたれて一息つき、本田さんに頂いた鬼ころし吸いながら、いつもの習慣でエゴ検索をする。

 

 

 

もしかしてジョージくんがツイッター再開したんかな?と思って調べると、ライブでわたしの1つ前にやってた、東海林くんと云う男の子だった。久々に頭の毛穴がグワーっと広がる感触。体温が1度上昇。とりあえず、カニコーセンが「ゴミ」って云われてたら喜びそうな人がSNS上に何人かはおりそうやから、リツイート。

 

 

 

遡って見ると相当怒ってるみたいなツイートが続いてたので、全部リツイートする。フェイスブックとインスタグラムにもスクリーンショットをそれぞれ流す。するとSNSでライブのお知らせとかしても一切見てないような人が、その投稿にイイネボタンを押してくれたりする。嬉しい。いいねに興奮してスマホ触りまくってたら、あっと云う間に加古川についてた。

 

1月23日水曜日。早番。体に昨日のお酒が残ってるのと、例の東海林くんのツイートの興奮で、朝からニヤニヤが止まらない。朝いち「昨日の対バンの子にな、ゴミっていわれてもた」と嫁さんに報告すると、薄ら笑いで「そいつもゴミだし、みんなゴミだ」と、バカな話に付きあってる暇なさそうな感じで朝飯の準備を続ける。

息子と一緒に朝飯喰いながら、長男に、クラスの秀才くんの中学受験の結果がどうだったか聞くと「4つ受けて、全部合格してたよ」と教えてくれた。「へぇ、あの子すごいな」と、わたしが云うと「本気だからね」と返すので「お父ちゃんも昨日京都で、本気でライブしたけど、他の出演者の男の子に、ゴミって云われたよ」と息子らにも報告。長男は無表情でスルーしてたけど、次男は半笑いで「お父ちゃんのことゴミって云うその人は、楽器上手いの」と聞いてきて「まあ、お父ちゃんより楽器は上手いと思うけど、楽器の上手さを競うわけじゃないからね」と返すと、長男から「もともと競争じゃないでしょ」と、指摘される。「ほんまやな」と応えたが、お父ちゃんはブッキングライブのときは、必ず競争や思ってやってる。だから7年もやってるのに、ミュージシャンの友達がぜんぜんいない。

仕事場に行ってパートさんにも「きのう京都でライブあって、ゴミって言われました」と報告。パートさんはインスタグラムで既に見てたらしく、ゴミの件より、ライブしてる写真のツツミさんの腹の贅肉がやばいと思った、とのこと。お店を開店さして、お客さん入れてる間も、ロビーに立ちながら、体の内側からどんどん笑みが湧いてきて、いつもと比べものにならないくらい愛想の良い接客ができた。

 

昼休憩に仕事の用事でカンプリにいく。その時になってもまだニヤニヤが続いており、あんまり喋ったこともないのに、コピー機で作業してる女性店員さんの方へ歩いて行って「あのう、ぼくカニコーセンてやってまして」と話しかける。女性店員さんが「ああ、はい」みたいな感じで応じてくれたので「きのう京都でライブがありまして、ゴミって言われました」と、スマホ見せながら伝える。最初は、お気の毒にぃ、みたいな表情をしてくださったのだけど、私が満面の笑みなのを見ると、ああこの人はマゾなんだなと理解してくれて、笑いながら「よかったですね」と言ってくれた。その店員さんが声をかけてくれて、また別の女性店員さんのところにいき「きのう京都でライブありましてね、ゴミって言われたんです」と言いながら私はもうギョホギョホ笑ってしまって、みんな一緒に笑ってくれて、そのあとポエムによってポエムのマスターにも「きのう京都でライブあって、ゴミって言われて」と報告し、ひとしきり盛り上がる。自分がSNSでゴミ扱い受けるの、多分今回が初めてじゃないかもやけど、スラッジフォークて自分でいうてるのに、実際そんなでもなくて、なのであんまし知らない対バンの人からツイッターで「ゴミ」って云うてもらえて、達磨の片方の目が入ったような感覚があります。軽く顛末まとめたら、来月の定例会で使う5分くらいのネタにもなりそうやし、ちょっと今年は飛躍の年かも。

まあ、人が書いたもんに後から突っ込み入れるん、後出しじゃんけんで卑怯な気もしますが、なにせゴミなんで、やらしてもらいます。

なべあらいさんが私のことを頭おかしいと批判されるのはまともなことで、実際にみんな私をさして「あいつ頭おかしい」って思ってるけど、わざわざ云うのも面倒だし、スルーしとこってなるのが普通なのに、あえて云うてしまうなべあらいさんの業みたいなんも大概やなと思うし、「いわゆる(少なくとも若い男性からは)性的対象にされない」って言い方、そっちの方が中年の女性に失礼やし、大屋政子にだってそんなん云うたらいかんし、性的対象になる、なれへんてわざわざ分けることが、まさに下の画像で云うてる「男性主体の」ってことやし、ほんで「女性の性器を舐めてふやけさす」って書いてあるけど、私の歌を聞きながら、かなりリアルに女性器を思い浮かべることが出来てて、それもすごいと思し、わたしの歌を聞きながら、頭の中でおまんこ舐った人間なんて多分いなくて、なべあらいさんが人類初やと思うし、さすがオルタナロックしてるだけあって、素質あるなって思う。

 

ほんであんま関係ない人かもしれないけれど、ふじたにゆーやさんて云う、右手で自分の右目抑えてるプロフィール写真の男の子が、「その人もより良い社会のために成長してほしいな」って返信してて「より良い社会」ってどんなイメージなんかわからないけど、そんなこと考えもしたことないし、そんなこと考えて人々は生きてるんですか、あなたも、あなたも。私も成長して、人の役に立てたらなと思うけど、どうなることが社会のためなのかも分からないし、わしみたいな変態おっさんを抱きしめれる社会こそが、私は良い社会だと思うのですが、それは私がジョージくんを、やっぱ抱きしめられなかったので、もうそういうのは諦めて、ライブハウスのステージで、学校で習ったんと逆のことやって、バカだなーって笑ってもらって、それしか出来ることがありません、すみません、申し訳ないです。


で、一つ書いておきたいのですが、そんな学校の先生が教えてくれたような、退屈な理想の話を、ライブハウスの舞台の上で、ロックバンドとして、やったとして、何が面白いのか全く分からんし、ロックってそうなん?反抗しやんでええの?って、カニコーセンが何に反抗してるのか、全くもってわからないのだけんど、自分のことも、こいつらのことも、何一つはっきりしないままで、ぜんぶ終わらせたい。


SNSで褒められても、ディスられても、帰りにキクマサ飲むのだけを楽しみに月250時間を仕事場の穴蔵の中で過ごす生活や、自宅の25年ローンと育児に縛り付けられる人生になんの変わりもないし、ガラクタ集めてるようなライブハウスの平日ブッキング地獄で、俺はゴミだ、いやゴミではない、とか、登場人物全員ゴミやし、そんな自負もない、ちょっと僕、変わってるんです、みたいなノリでたまに弾き語りするなんざ、音楽活動じゃねえんだよ!それぜんぶわしのことやけどよう!くそう!ちくそう!

 

ちょっとクールダウンする感じで、なべあらいさんの演奏をお聞きください。なべあらいさんで「かわいいね、モテ」です、どうぞ。

 

 

 

 

 

はい、なべあらい坂係長さんで「だれなんだ、モテ」聞いて頂きました。


ほんで最後に「色々ダメなめちゃくちゃに駄目な嘉門達夫を見てしまった」とあるけど、「めちゃくちゃに駄目な嘉門達夫」て、頭の中で想像すると、めちゃくちゃ面白いから、それは課題を与えてもらった感じで、今はまだぜんぜん自分が思う「めちゃくちゃに駄目な嘉門達夫」になれてないから、今後は「めちゃくちゃに駄目な嘉門達夫」になるべく、もっと嘉門達夫さんライブ見に行ったりレコード集めたり勉強して、それ以外の世の中の時事ネタとか、コミックソングの成り立ちとか、どんどん調べて吸収して、なべあらいさんが云うてた「めちゃくちゃに駄目な嘉門達夫」に自分がなれたなと云う時には、自宅まで報告に言っていいでしょうか。駄目でしょうか。

 

以上です。

 

追伸)

ゴミの件をフェイスブックに流したら、大丈夫?とか、カニコーセンはそのままで、とか、いろいろ自由にやってくださってたのですが、大阪の春一番好き系の知り合いの方たちは、わざわざツイッターで、なべあらいさんとこまで攻撃しに行ったり、サンクラチェックしてコメント欄で「カニがゴミなら、あいつぁタンや」とか暴言残したり、とにかくやりたい放題やっておられて、心強い反面、京都のカレッジサークルオブフレンズなんかより、春一のおっさんらの方がマジ怖えぇぇぇ。

 

↓今週末のライブです。よろしく。