ブログ日誌8

 

せっかく2連休やし、なんかしたいなと思って高知に行ってみた。

 

 

旅行用の折りたたみ自転車と野宿用の寝袋買ったのに、あんまし使えてないのは損した気分になるし、2連休を自宅で悶々と過ごすと「あれ?またなんかおトン機嫌悪いんかな?」とか家族に気を使わせるのも心配で、というかそーゆー家族云々の話は現実に起こってるわけではなくて、全部が自分の胸の内で勝手に繰り広げられてる攻防、ゲド戦記、読んだことないけど、家庭うまくやりたいですと積極的に関わっていくよりは、多少距離をとって何もしない方がましかな、とか普段は仕事休み少なくて腹立つわ〜とかいいながら、二連休あったらあったでどうしようかとビビってしまう私、情けなくもあります。ていうポーズでもあります。

 

で結局はやりたいようにやろう、誰も止める人居ないし、最終的には自分勝手にするという結論に至って、三宮からの夜行バスに仕事終わりで直接乗れるような段取りにして、とりあえずバス乗る前にお好み焼きのさか田さん寄って呑む。できれば銭湯に入ってからバスに乗るつもりでいたけど、酒呑むのが楽しくて止められず、バスの時間ギリギリまで呑んでしまった。

 

 

夜行バスの途中で止まった淡路島のパーキング。小便したあとコンビニでアイスモナカ買って食う。俺は今やりたい放題をしている。

 

 

朝の5時すぎの高知に到着。顎の巨人の顎みたいな駅舎。

 

 

前の夜、さか田さんで呑んだ酒があまり抜けてない状態で、このキャラクターを見ると頭痛が激しくなる。「べろべろの神様」というキャラクターらしいです。

 

 

旅の目的のひとつに寝袋で野宿するいうのがあって、高知駅の南側に出たらいきなり寝袋4枚くらい敷ける立派な大理石のベンチがあった。

 

 

しかも他に2本あり、大理石の表面を触ってみるとほんのり暖かく、岩盤浴の効果もありそう。寝袋を敷くのはここにしたいから、このベンチで夜が来るのを待ちたい気分。

 

 

前日からお風呂に入っておらず、できれば朝風呂に入りたい。ネットで調べると5時半から朝風呂やってるホテルがあるので向かってみた。ホテルに着いて、フロントに聞けばいいのかなと思って「朝風呂やってますか?」と聞くと「まだやってないんです」とのこと。腕時計をみると5時45分で、あれと思い「何時からですか?」と聞くと「コロナです」ということで、こりゃまた失礼いたしました。

 

 

もうコロナええんちゃうん、と思うんですけど。東京だけやろ、一生懸命患者探ししてるの。オリンピックするから一応はそうゆうの頑張ってやってますをアピールせなあかんのは仕方ないのかもやけど、なんもかんも東京に合わせんでもええんちゃうん、て思うんですけど、どうなんでしょうか。ちょっとワイドショー基準が過ぎやしませんかね。

 

 

朝風呂は諦めて自転車漕ぐことにする。朝早すぎて繁華街のお店はどこも閉まってるけど、夜通し酒呑んだ若者とかが結構ウロウロしてたり、朝起きるん早すぎるおっさんが路上で座り込んでたり、なかなか週末の夜は派手なんかもな。

 

 

少し流しただけやけど、とにかく坂本龍馬とのコラボが多い。くまモンが横入りする余地などまるでない。

 

 

なんで高知に来ようかと思ったのかと言うと、特に理由はなくて、何かしらの交通手段で神戸から直行直帰できるとこを探してたら、時間的にも予算的にも高知で野宿がちょうどええ感じだったので、出発前に予習として鬼龍院花子の生涯を見て、そしたら結構気分高まった。とにかくオープニングの橋本遊郭のシーンの夏目雅子のファーストカットが美人過ぎて鳥肌が立って、子供の時からテレビで見て大好きな映画やけど、何年かぶりに見て、自分も一応いろんなこと考えながら年重ねたりはしてるから、岩下志麻の生き方とか、仙道敦子のずるさとか、仲代達矢の演技やりすぎだとか、前見た印象とはまた違って、最終的には号泣。鬼政がラストに言う「人間一生二万日、どうせ死にに来た世よ、なんちゃ未練はないきにゃ」が格好良かった。

 

 

夏目雅子の名台詞「あては高知九反田の侠客鬼龍院政五郎、鬼政の娘じゃき、なめたら、なめたらいかんぜよ」の九反田ってどの辺なんかな?と思って調べたら自転車ですぐ行けるとこやったので行ってみる。

 

 

角打ちやってそうな酒屋。朝6時前だからやってない。調べてみると高知は角打ちとか立ち飲み文化があんましないようで、このお店が割と唯一やったりするらしく、ならば今日か明日の晩に行ってみたいなと思ってグーグルマップに保存する。

 

 

どこかに夏目雅子が居た痕跡はないかなとぶらぶら探す。高知で最初に見た犬は高知犬じゃなかった。生きた高知犬を高知で見てみたい。

 

 

あんまりよく知らないけど開成館という学校があった場所。自分がそう言う場所を自転車で通ってただけかもしれないけど、高知には何某だった場所とか誰某生誕の地とかの看板をよく見かけた。

 

 

立派な藩校があった場所も今は公衆便所になったり諸行無常・盛者必衰の理を表しています。

 

 

夏目雅子を探して九反田の先っぽに辿りつく。釣り人が、いつの間にか背後に居た私に驚いてビクンとしていた。邪魔してすみませんでした。

 

 

前もって調べてた感じやと、鬼政の名前が掘られたお百度石が九反田のどこかにあるはずで、どこやこどやと探しまわってやっと見つけたお百度石。

 

 

ネットで調べてた通り鬼政のモデルになった鬼頭良之助の名前が掘られてある。そういえば昨夜さか田さんで呑んでたとき隣に居てた男の子もキトウくんて云うてた気がする。大地震の前触れだろうか。

 

 

大正六年いうことは夏目雅子の子役の仙道敦子が鬼龍院一家に養女でもらわれてくる前の年に出来たお百度石やな。

 

 

こっちにも鬼頭良之助の名前が。米騒動のこととかが書かれてるんだろうか。漢字ばかりで内容がよく判らない。

 

 

こっちには仲代達矢の名前が彫ってある。映画ゆかりの地を巡ってる感じする。夏目雅子は見つけられなかったけど、鬼龍院花子をめぐるツアーはこれで終了。

 

 

次は日本の桜田ファミリアこと沢田マンションに向かう。

 

 

紳士服のAOKIとかが並ぶ太い道路の向こうに沢田マンションを発見。あんな大きなものを1家族だけで独自に作ったなんてすごい家族。そんな大事業に家族を巻き込めるお父さんの一本気が本当にすごい。強いお父さん尊敬。

 

 

まだ朝の6時半とかだけど、大阪のフェスティバルゲート見たときみたいなワクワク感に一人震える。

 

 

事前に沢田マンションに連絡し宿泊と見学を申し込んだのですが、これもコロナの影響で受け付けてもらえなかった。外側からでしたら軽く見ていただいても結構ですよということだったので、マンションの周りをくるくる歩き回って壁とか窓を眺めさせてもらう。

 

 

日当たり良好やからアロエもよく育っている。壁の塗装も独自でされてるんだと思うけど、まだらな感じが趣深いというか、アロエの野性味とかと上手く溶け合うよなと思う。

 

 

途中でぶった切れてる雨どい的なもんは、必要がなくなってぶった切れてるのか、何か理由があってああなってるのか、見学ツアーに参加出来てたら聞けてたのだろうか。

 

 

マンションの山側。山の絶壁に沿っていい感じに建てられてる。

 

 

マンションの門のところまで勝手に入らしてもらう。車とかが登れる坂とか地下の車庫とか独自に作ってる感が溢れてて格好いい。

 

 

マンションの入り口のとこには野菜の無人販売のコーナーもある。近くにはイオンとかマルナカとか大きめのスーパーがあるけど、直売の方が安いし、こうゆうの利用しながら一人暮らしを楽しみたい。とか、また別居を妄想してますが、本当は仲良く家族と暮らしたいです。そして多分今もまあそれなりに暮らせてると思うのだけど、自分の楽しくとか仲良くとかのレベルが高杉晋作なので、不穏に思ってるだけです。現実に満足するのも不安に思うのもわしの自由です。

 

 

12帖風呂便所エアコン畳ベット付きワンルーム3万か。住みたいな。高知で仕事見つけれるか心配だけど、選ばんかったら何かしらあるか。また加古川戻ってからネットで高知の仕事探してみるか。

 

 

ウィキペディアで沢田マンションを見てみると、当初は母子家庭とか生活が困窮してる人が優先的に入居出来てたみたいで、となると私の場合は逆パターンというか、家族と平穏に過ごす自信をなくした父親なんですが入居出来ますか?と管理人を訪ねてみたら「甘ったれたこと言ってんじゃないわよ!」と音無響子役の石原真理子から平手打ち50発くらい、泣きながら加古川まで自転車で帰る刑。

 

 

マンションの裏側にはすぐお墓。古い住宅地だと家のすぐ近くや庭にお墓があるパターンもよく見かけた。墓参りが楽になるならそれでいい。

 

 

沢田マンションの東隣のマンションも沢田マンションぽくて、別館みたいな感じかなと思ったがどうなんだろう。

 

 

ほんで西隣のマンションも沢田マンションぽい。

 

 

西隣のマンションは鉄筋コンクリートの筋がむき出しになってる感じがより実戦向きというか、玄人向けな感じして格好いい。もう記憶もほとんど無いような幼児の頃の思い出だけど、チャイクロと云う絵本の中にマンションの断面図みたいなんがあって、それを眺めるんが結構好きやって、ああゆうの見てワクワクする感じは本能的なもんやと思うんですが、今でも路地とか雑居ビルの壁とか見て鳥肌立てようとウロウロするのは、子供の時にチャイクロ見て気持ちよくなってた記憶を何度も繰り返したいからなのか、まあ理由とかそんなんどうでもいいんですが。

 

 

微妙に不揃いな建増し感や装飾的な部分がほとんど無いのも、工場の内部みたいで格好いい。坂口安吾が私的日本文化史観の中で云うてた美しさってこんな感じなんかなと思たりする。

 

 

ほんでこのマンションの裏にもお墓。山の麓に沿ってお墓が続いてる感じ。クワガタがいっぱい居りそう。沢田マンションの中を見学出来なかったのは残念だったけど、隣のマンションが結構ええ感じやったので訪れて良かった。また改めて見学しに来たい。沢田マンション外観見るツアーは終わりで、次は日曜市を見に高知駅の方へ戻る。

 

 

高知駅方面へ戻る途中に見かけた看板。こうゆうの見て「へぇ〜」とか思えてた時期が懐かしいというか、まあ何も考えてなかったんだろう。あとで看板のこと調べてみるとシングルマザー向けのシェアハウスみたいなんも最近は流行ってるみたいで、去年見た沈没家族いうドキュメンタリー映画のことを思い出す。あの映画見たときは、映画の中のシェアハウス的家族に対して絵空事みたいでちょっと違和感あったけど、あれは25年前の世の中的にもシェアハウスみたいなんがあんまなくて、実験段階の時期のことを描いてたから自分もしっくり思わなかったのかもけど、今なんとなく父親として何したええかよう判らんし自信ないわ的状況になり、周りにもなんとなくそんな感じのお父さんが多い現状を知ると、父親は父親だけ別に暮らす場所があって、それとは別に母子だけが集まって共同生活送る場所みたいなんがあれば、DVや家庭内暴力や幼児虐待や引きこもり的な最近起こりがちな家庭問題も、やんわり解消できるんやなかろうかとか、すぐ私はシステムとかマニュアルとかに頼ろうとして、要するに最終的には問題は個の問題であって!個!すなわち個を超越する個!って有吉弘行のラジオのハガキコーナーであったんおもろかったな。(続く)

 

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あとライブもあります。よろしきです。