ブログ日誌68

 

仕事終わりで神戸地裁に寄ってみる。

 

 

通行証がない人は裁判所の入り口で荷物チェックをされる。こないだから度々傍聴に訪れてるので、もしかしたら警備のおっちゃんも私のことというか、検査ゲートを毎回通すカニコーセンカバンの柄を覚えてくれてるのかもで、平たいカゴにカバンや持ち物を入れてると「傍聴?今日はもう終ってるかも、まあ開廷表見てみて」と話しかけてくれた。荷物を検査してもらってる間に私は金属探知機のゲートをくぐり、検査の済んだ荷物を受け取ると、今度は別の警備のおばちゃんが「金曜の昼からはな、あんまり裁判ないねん」て教えてくれた。やっぱこうやって人づてに情報得るんは楽しい。

 

 

警備のおっちゃんの言う通り裁判は午前中で全部終ってしまっていた。翌日が仕事休みで、富山までCHAIのライブを見にいくついでに金沢の嫁さんの実家にも寄ろかなと思い、手ぶらで行くのも格好悪いので魚の棚までイカナゴの釘煮を買いに行く。

 

 

何年か前からイカナゴがかなり不漁らしく値上がりしてると世間話でよく聞くけど、イカナゴ本来の値段をあまりよく知らないので、いくらほど高くなってるのかが判らない。商店街を端から端まで見るとほぼ全ての魚屋で釘煮を扱っており、値段はどこも似たような感じ。100グラム1200円がこの日の最安といった感じだけど、109グラム1200円の店があったので自宅用とお土産用合わせて3つ購入。

 

 

魚の棚来たのに呑べえ寄らんかったらアホやなと思い、立ち寄る。アルコール至上主義すぎてアホの基準がズレてしまい、世間的にはほんまもんのアホになっている。立ち飲みジャンキーやなと思う。

 

 

またこうやって美味いもん食うて業を深めてしまっている。生ノリ美味いし、冷たいにごり酒も美味い。美味いもんが美味すぎて菊正宗樽酒を追加投入する。美味いもん呑み食いしたくてしてるので、確かに幸せホルモンが前頭葉あたりでジワジワしてるのだけど、やっぱりなんか悪いことしてる気分もして、友達から借りた漫画とかDVD借りパクしたり、鍵のかかってない自転車を勝手に乗り逃げしても殆ど罪悪感ないのに、美味いもん呑み食いしたときだけ何でこんなに苦しいんだろう。恋することが苦しいって古内東子ほか数名の方が歌ってますけど、立ち飲みで苦しくなるこの感じとそれって、ちょっと似てるんすか。

 

 

日本酒を2合弱飲んで、そこはかとなくトリップ。店出てスマホを見るとサロンド毘沙門のサッカさんが空空クラブの新曲をLINEで送ってくれていた。チームの相方がコツコツとMIDIを打ち込んでる間、わしは樽酒飲んでプハーってええ感じなって、なんか申し訳ないなーって気もするけど、空空クラブにしても撮影サークルにしても、わしが求められてる役割っていうのは其々からLINEで送られてくるデモ作品に対して「めっちゃええやん!」「大変やけどがんばれ!」って褒めたり励ましたりすることかなとも思うんで、まあ夕方から酒飲むんは仕方ないことにしよう。

 

 

小顔すぎてコーディネートの参考にならん!て声を出し突っ込む練習。

 

 

たたら製鉄の踏板を踏むためだけに開発された腰下アンドロイド、「じょご」と「お吟」。

 

 

魚の棚ですっかり気分高まってしまい、他の立ち飲みも攻めたくなる。気が付くと西明石駅で降りてしまっていた。ひとまずホーム端の便所へ小便しに行く。雨で湿けてるせいか、便所は小豆を蒸したような匂いが充満してた。

 

 

何気に西明石の南側は場末っぽい雰囲気が残ってて、おっさんの徘徊率もわりかし高いように思う。アパートの家賃も値下がりしてるし、おっさんが一人暮らしするにはええ場所かもしれない。

 

 

川重の工員さんらが駅に向かって大量に押し寄せている。いろんなとこ出身のいろんな顔の人が川重を支えている。支えられてる川重は幸せもんだと思う。

 

酒に酔うてこうゆう流れを逆走するとき、大島渚の愛のコリーダで吉蔵と定が軍隊の群れに逆らって歩くシーンとか、中国のスプリングフィーバーいう映画で不倫関係のゲイカップルが僧侶とすれ違うだけの物憂いシーンとかが思い出され、なんか自分が今すごく宙ぶらりんだなーって感じがするんすよね。

 

 

ええ感じのとこあったので入ってみる。

 

 

調子のってカツオの竜田揚げ350円と麦水割り350円注文。若いお兄ちゃん2人でやってて、値段も安いし品数も多いし、曜日によって酒が安くなったり、ここも結構ええ感じ。隣で一人で呑んでた20代後半くらいのお兄ちゃんはガリ酎をずっと呑んでた。ガリ酎って聞いたことある気はするけど実物見たの初めてで、酎ハイに生姜の甘酢漬けがドバッて入ってるんですね。なんか酒飲みっぽくて格好ええから、わしも今度頼んでみよ。

 

 

結局この日もわりかしベルベルになって早足で自宅に戻り、家族と一緒に夕飯をよばれました。ノイローゼのお父さん、酒飲んで機嫌はええけど、家族にとっては結構鬱陶しいノリなのだろね。ごめんなさいね。

 

 

翌日。前もって金券屋で買っておいた青春18切符使って、加古川6時48分発の新快速で北陸方面へ出発。

 

 

上りの新快速の始発やと思うけど、休日のくせに乗客は結構居て、私と同じ感じで18切符つこてそうなおっさんらもチラホラ見かける。車窓を眺めるポーズもおっさん独特ゆうのがあって、なんか愛おしい。とりあえず私は敦賀までの3時間でサブスクでCHAIの曲をおさらいする。

 

 

敦賀で新快速から北陸本線に乗り換えするシーン。電車はバカ混みで、結局このあと福井までの1時間はずっと立ってました。もう人民の心情的にはコロナとか関係ない時代に突入していると思いますよ。

 

 

福井の乗り換え時間が20分ほどあったので、一旦改札出て土産物屋とかぶらつく。18切符のええとこは途中下車が気軽に出来るとこですね。

 

 

このあと金沢に着くのが昼の1時前なので、昼飯食うタイミングが微妙に決めづらく、福井駅で立ち食いそば食うてまう。汁甘めやけど、新開地の立ち食いみたいにネギがパサパサやなくて美味かった。関西の立ち食い蕎麦ってネギがパサパサなんすけど、関東行くにつれてネギが切りたてやったりするんで、関西のネギ頑張ってください。

 

北陸遠征は次回も続きます。