ブログ日誌110

 

仕事が遅番で帰るときは自宅に着くのはだいたい夜の1時くらいで、それからアイス食ったり風呂入ったりするんで本格的に寝るのは1時半とか2時とか、で翌日が早番の場合は5時半に起きて洗濯機回すんで、4時間くらい寝て仕事に行く感じでまあまあ眠たく、そうゆうのは月に何回かしかないし仕事自体がのんびりしてるので体調的には問題ないのだけど、早番上がりでアルコール摂取した場合の眠気が測定不能というか、電車の中でいつの間にか気絶してしもうてる場合が度々あり、松山ベイブリッジ先輩と飲んだときは姫路まで寝過ごしてもうたし、他にも何度かヤバい感じのはあった。

 

この日も遅番→早番のパターンで、仕事のあとにダンスの体験教室に行って体を動かし、その後缶ビール1本と缶酎ハイ1本飲んで、記憶がなくなるような酒の量じゃないけど、何の前触れもなく電車の中で気絶してしまい、ハッと目が覚めた時には姫路駅のホームから電車が動き出したところで、揖保乃糸の大きな看板が横にスライドしていくのを眺めながら絶望の淵に叩き落された。

 

 

で辿りついた英賀保駅。英賀保は姫路よりもさらに西へ5キロほど行った駅である。思い返すと5〜6年前にキクマサとか鬼殺しとかガンガンいってもうてた頃にも英賀保まで寝過ごしたことがあり、その時は嫁さんに頼んで車で迎えに来てもらったのだけど、当時はまだわしも嫁さんに対してわがままを押し通してたというか、遠慮というのがあまりなかった。今はまあ大人対大人の関係というか、いや、なんだろう、ともてじゃないけど英賀保まで迎えに来て欲しいなんて頼めないというか、まあ普通の夫婦ってそんなもんなんかもですが、自分の弁当くらい自分で作るみたいに、自分で起こした事故は自分で処理するというか、まずは歩かんと話にならんなって感じで東に向かって歩き出した。

 

例えば英賀保から自宅までタクシーで行ったとしたら1万円以上は余裕でかかるだろうから、姫路駅まで歩くかタクシーで移動し、ビジネスホテル的なとこかインターネットカフェで寝て始発で帰るのが最善策なのかなとは思った。で姫路駅までの道順を調べるつもりでグーグルマップを開き、ついでに自宅まで歩いた場合の道順とかも調べてみる。

 

 

まあまあ荷物も持ってるし、4時間も歩くのはちょっと辛いかなと思ったけれど、英賀保から姫路までどうせ5キロ歩くんだし、だったら自宅まで20キロ歩いてしまってもいいかなって気になって、それに最近はエクササイズ動画で体幹とか鍛えてるし、もしかしたら楽々歩けちゃうかもなって気にもなって、姫路駅へ向かう線路沿いの道からバイパスの添いの道へ大幅に進路を変えスタスタと歩き出す。

 

歩き始めて間もないころは体幹を使って骨盤を立たせ、なるべく足に負担がかからないような姿勢を保ちながら、足の付け根から太ももを前後させると膝や足首への負担も少ないように感じ、それに少ない動力でわりかし大きく前に進めてるような感触もあって、体幹を鍛えるだけで随分人生が変わるもんだなー、なんて思いながらグングンと歩みを進める。もしかしてこの調子で自宅まで進めたら1時間くらい短縮できるんじゃないかな、ホノルルマラソン出てみよかな、くらいの気持ちで快調に姫路南のインターを越え、市川橋を渡る。ほんでだいたい1時間くらい歩いた頃に、右足の外側の付け根の部分に違和感が出てくる。

 

 

なるべく右足に負担がかかなないようにと肩に下げてる荷物を持ち替えたりするが、どこか一箇所に違和感が出てくると体全体のバランスが崩れ、歩くフォームも元どおりに乱れてくる。これは家庭内の人間関係にも似てる気がする。誰かが病むとみんなギクシャクする。誰かというのは私なのだけど徒歩の話に戻って、右足付け根の痛い箇所を庇うようにして歩くと、今度は持病の左ひざ外側がギシギシしだして、ここが痛くなるとやばいから、今度はそこに負担かからないようにすると歩き方は滅茶苦茶で、姫路東のインターチェンジを過ぎる頃にはもうビッコ引いてる状態だった。

 

姫路東のインターから先の側道はかなり山深い感じで、街灯もないからほとんど真っ暗な中を歩いているような感覚。たまに横切る側道のトンネルとかも真っ暗闇で何が飛び出してくるかわからず、普段だったら絶対一人でこんな道歩かない不気味さ。体力的に余裕があればお化けのこととか考えて怖がったりも出来るのだけど、今はもうそんな余裕はない。目の前に口の裂けた女が突然現れても右足の痛みがこれ以上悪化する方が断然恐怖で、この足を引きずったまま自宅まで戻る大事業のことを考えると口裂け女にかばってる暇はない。地獄の足の痛みに耐えながらヒョコヒョコと山道をアップダウンし、古い大屋敷みたいなんがいっぱい建ってる村の中に入ったけれど、一体ここがどこなのか。グーグルマップで調べるとまだ山陽電車の大塩駅付近。そして大きくため息。本当に私は自宅まで歩けるんだろうか。

 

自分が辛い状態の時って、もっと辛い人のことを考えて、あの人たちが頑張れたんだから私だって頑張れるに違いない、同じ人間なんだからと思い込む方法があり、八甲田山を行軍した兵士とか、またはインパールで餓死した兵士のことを考えてみるが、徴兵ってほんまやばいなと改めて思うくらいで足の痛みが和らぐような効果は特になく、右足の付け根が尻の皮を突き破って飛び出してくるんじゃないだろうかていうくらいギュンギュンに痛み出す。何もかも諦めてここで討ち死にしたい。しかしまずそれをするには牛刀を買う金物屋が開くのを待たねばならず、また金物屋がどこにあるのかも判らないけどそこまで歩かねばならない。だったら自宅まで歩いた方がましで、だからとにかく黙って自宅の方に向かって一歩ずつ足を前に出す。

 

右足の付け根の骨が尻の横の方から飛び出る感覚がどんどん増してきて、右手に力を込めて患部を蓋する感じで抑えつけると痛みが若干和らぐ気がする。しかし右手に力入れっぱなしいうのも結構しんどくて、別のええ方法はないかなと、尻に巻いた手ぬぐいを左側から引っ張って関節の飛び出しを抑える方法を試してみるが、うまくいかない。もうただ痛みに萎えながら歩くしかなさそう。

 

ヒッチハイク的なことを考えたりもするが車はほとんど通らず、通ったとしても足の痛みと疲れで顔面しわくちゃのおっさんを車の助手席に乗せるんて、かなりの優しさがないと出来ないことだし、もし自分が夜中の浜国を車で走ってる逆の状況ならビッコ引いてるおっさんなんか絶対に無視すると思う。曽根駅の前を過ぎる時、道路工事のガードマンのおっさんがわしのこと見て「大丈夫か」と声をかけてくれた。私はつい癖で「はい」と答えたが、本当は全然大丈夫じゃない。工事現場のトラックでいますぐ自宅まで送ってもらいたい。

 

もうこれ以上歩けない、と何度も道の真ん中でしゃがんで足をマッサージし、またしばらく歩いてまたしゃがむみたいなことを繰り返しながら、割と自宅の近くまで来て時計を見ると4時はとっくに回っていた。すると結構散歩のおっさんとかおばはんがウロウロし始めてて、みんな4時から散歩してるんやなと初めて知った。4時に散歩する人にとっての昼の12時は、朝7時に起きる人の夕方頃であって、朝4時に散歩する人は一体何時に寝てるんだろう。まあでも夜の8時とか9時か、そうゆう早起きが段々エスカレートしていくと昼夜逆転のバーテンダーみたいな生活になってまうんかな、とか考えてるうちに自宅に到着。結局英賀保から自宅まで歩いて4時間半かかった。

 

 

風呂に入ろうとズボンを脱いで足の太ももやふくらはぎを見ると蕁麻疹みたいなんが出てて、腕とかにも鳥肌が立っている。多分、体が拒絶反応みたいなん起こしてるんやなと思った。湯船に浸かって足を揉んで、布団でストレッチみたいなこともして時計を見ると朝の5時。体は疲れ果てているものの意識は冴えてしまって、なかなか寝付けなかった。仕事に寝坊しないように11時に目覚ましをかけたが、結局7時半にはギンギンに目が覚めてしまい、そこからはいつも通りのまた1日。とりあえず散歩は休んだ。

 

明日はライブがあります。昼の2時に全部終わるんでよかったらどうぞ。

 

8.15(日)ハイライトvsセブンスター

場所)尼崎TORA

出順)12:15 寺山リウジ / 13:00 カニコーセン / 13:45 ドッグフード買い太郎

時間)OP12:00 / ST12:15

 

料金)予約2500円(呑別)

 

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コメント: 2
  • #1

    はせがわなお (土曜日, 14 8月 2021 15:55)

    お疲れ様でございました。
    ダンスの体験教室がツボで
    次のツボは牛刀で
    弁当の写真で落ちました。
    骨飛び出ず、無事に辿り着いてよかったです。
    ☺️

  • #2

    カニコーセン (土曜日, 14 8月 2021 17:15)

    >はせがわさん
    もっと若いうちから体鍛えておけば20キロくらい楽勝で歩けて、寝過ごす恐怖なんなかいんなかー思います。