コブログ215

鹿児島遠征続き。知覧から天文館に移動。

お店の入り時間まで天文館周辺をぶらぶらする。お昼に行った霧島市の戦史館と同じ系列の軍国酒場が且つて在ったビルに行ってみる。

軍国酒場以外にもカラオケとか吞み屋とかいろいろあったみたいだけど、何処ももう遣っておらず、ちょっと廃墟みたいになっていた。

夜中起きて枕元にこんな感じでマイクタイソン立ってたらそらビビるわな。

移転のお知らせ。

軍国酒場だけあって墨塗り教科書っぽく消されてある。

ここがお店の入口だった様子。かなり煩く看板ディプレイしてるわりにドアは静かに閉めてください」と注意書きしてる感じが面白い。廃墟っぽい建物の中はとても静かで、スマホのシャッター音がやたら響く。

テナント専用の建物かと思ってたら住居部分もある。しかし誰も住んでなさそう。

 

下の階で足音がするので、人に見られると怪しまれるかと思い、表に出る。天文館は鹿児島では一番大きな飲屋街らしいのだが、道路にゴミとか落ちて無く全体的に清潔なので、軍国酒場が入ってる建物だけが余計に怪しい雰囲気に感じられた。

建物の反対側へ抜ける路地。スナックの看板みたいなのは残ってたが何処も潰れてる感じ。

反対側から見ると住居部があるのが判る。明かりのついてる部屋が1つだけあり、ちゃんと誰か住んでそう。建物の表面をダラダラといい加減に配線が巡らされてる感じが好ましい。

水さんでライブの準備を一旦してから、開演時間までまたブラブラする。つぼ八の看板久しぶりに見た。お酒呑んで始めてゲロ吐いたん新宿のつぼ八だったな。あのときはご迷惑おかけしました。

しろくまと云うカキ氷が有名らしい喫茶店は休み。目印になってるのか待ち合わせにしてる人が沢山居た。

移動パン屋さんでカレーパンを買う。僕もこんな感じでお店遣りたいな〜とか思う時は、だいたい生きるのが嫌になってる時。カレーパンは美味しかった。

昔そういえば梅田の地下道に、いないいないばぁみたいな名前のビニールシートの店があったな。

水のご主人に教えてもらった路地。

のら猫と云うお店の前に飼い猫らしい猫が座っており、私が通りかかると「え!?こっち来んの」とズリズリ後ずさりし、構わず私がズンズン進むとまたズリズリし、最終的にスタァーッと路地の奥に消えていった。

赤塚不二夫先生が描いたらしい赤鶏の絵。繁華街を少し歩いただけだが豚を喰わせる店は殆ど見かけず、焼き鳥屋ばっかりだった気がする。

ショーケースが綺麗な洋食屋さん。水のマスターに洋食屋の話をしたところ、鹿児島では表向き食堂とか喫茶店でも中に入るとゲーム屋やったりする場合が多いらしい。このお店がゲーム屋かどうかは定かでない。

ちょっと卑猥なムーミンとノンノン。看板には(仮装大変身)(衣装・カツラ有ります:無料サービス)とある。その下のホワイトボードには(同窓会歓送迎会の二次会に最高です)とある。別に同窓会や歓送迎会に限定させなくてもいいと思う。仮装して呑むこと自体はどんな場合に於いても最高なのだから。

楽しそうな殴り書き。迷ったら、迷わず)と云うアドバイスをどう取るのか少し迷う。(ふつうに楽しいカラオケ)のふつうにも迷う。ムーミン谷と仮装とに何の繋がりもないと気付き何もかも判らなくなる。

白霧島ってノーマルな霧島のことではないのか。

時間いっぱいまでウロウロしてお店に戻りライブさしてもらう。お店のご主人がお店の常連さんに声をかけて回ってくださったおかげで客席も寂しくない感じに埋まって有難うございます。ライブ前にご主人と少し話をし、お店を始めて10数年経つとのことで「凄いですね」と私が云うと、まぁその都度やらないといけない事をちゃんとやるのが大事みたいなことを仰っていた。今日の場合に於いて私は知らないお客さんの前で間違えずに演奏して、少しでも面白いと思ってもらえるよう頑張ることがやるべき事で、当然のことなのに今まで何となく疎かにしてたかもしれないな、と店のご主人と話して思った。結構真面目に50分×2回やって神経使った甲斐あって、CDも沢山買ってもらえて良かった。水ファミリーの皆さんお世話になりました。

ライブ後しばらく水で打ち上げっぽく呑み、せっかく遠くまで来たので別に一軒ぐらい吞み屋行っとこ思い、おいとましたのち流行ってそうな立ち飲みに入る。隣りで呑んで居られた香川照之みたいな眼力のおっちゃんが、弁士か云うくらい喋るの上手くひとしきり話を聞いてから宿に戻った。

寝る前にパック酒呑んどこ思ってコンビニに寄ったが尽く焼酎ばかり。

翌日10月18日木曜日。夕方の飛行機で帰るので、それまでぶらぶらする。桜島に用事は無かったけどフェリーには乗ってみた。外国人観光客が多い。

15分於きにフェリーが行き来している。桜島までは淡路島と明石くらいの距離かな。

観光客っぽい熟年夫婦。誰もが人生の主役なら、この二人はディカプリオとケイトウィンスレットで、セリーヌディオンが歌うマイハートウィルゴーオンが流れ出すインマイマインド。フェリーで桜島まで行って、またそのまま同じフェリーで戻って来たのだがお金を払うタイミングが判らず、そのままターミナルを出てしまった。

フェリー下りたあと、前もって調べてたトタンが多そうな集落を散歩しにいく。

プロバンスな日和で錆びたトタンが眩しい。

空地の柵とかわりかし几帳面な拵え。

何軒かの家の前にあったコンクリ製の筒。ゴミを入れる為のものなのか、水を溜めるものなのか、プロパンガスを刺すものなのか、何の筒なのかフタを開けて確かめたかったが爆発すると怖いので辞めた。

旅先では他愛もないことでも感心しがちで、凄く丸い!と思って写真を撮ったのだろうが、今見ると大して丸くない。

様々な石の使い道。

お布団の干し方も様々。

その後レンターカーで1時間半かけ水俣に向う。加古川から梅田くらいの距離だからそんな大した距離ではない。昨日に続き、運転しながらテレホン人生相談を聞く。相談は50歳の女性からで、今朝方72才の母親の頭を10発くらい平手打ちしてしまったと泣きそうな声で切り出す。介護疲れとかそんな話かなと思って聞いてたが違い、母親からの罵りに耐えかね、この日始めて母親に対し暴力を振るってしまい、自責の念と母親からの仕返しが恐ろしくなり電話してきたとのこと。ほんで15分のコーナーで二人の相談役(加藤諦三先生・マドマアゼル愛先生)の見事な洞察とヒアリングで50歳の女性の口からドバドバとヤバい家庭の内情が吐き出され、ほんでコーナーの終わりには相談者にちゃんと希望を持たせて任務完了!と云うエンディングで、なんというカタルシス!なんとすごい番組だろう!テレホン人生相談について何も知らなかったが、その後いろいろネットで見ると一応は収録と編集がされてるらしく、にしても見事な構成というか、水戸黄門を見終わったような気持になった。

昼飯は古いドライブインに寄ってホルモン定食を食う。セルフサービスの珈琲が無料なのに感動。ほんで、鹿児島北西部の海岸沿いを走りながら水俣に向う。崖っぷちから下の海面を覗くと綺麗に透き通った海だった。

ナビに従って水俣の山の方にある水俣病歴史考証館に到着。私が訪れたとき別棟では水俣病で亡くなった患者さんの法要をしていた。

わざわざ水俣まで来たのは水俣湾を実際に見る目的もあったが、展示されてる水俣病巡礼団の怨旗を実物で見てみたかったのだ。おお、これが怨旗!思ってたより小さい!けどカッコいい!

ちなみに有名なユージンスミスの写真はこちら。なんつうか、まじヤバい。

抗議運動の時に使われてゼッケンもカッコいい。正直なところ社会運動とかデモとか自体に対する興味より、むしろコスチュームとかデザインみたいな方に強く惹かれる。社会に対して何か抗議したいこととか自分には無いのだが、こうゆう格好をしたいがために何かに反対したり抗議したりしたい、みたいな気持はずーっと昔からある。

続けて海辺にある水俣病資料館に行く。こちらはパネル中心で、バーッと流し読みしながら回る。熊本博物館の水俣病展で見て釘付けになった写真が載ってる写真集があったので買った。この資料館が建ってる場所は水俣湾をドカンと埋め立てた場所にあり、他には運動場とか公園とか道の駅とか何かしらあった。なんか高砂とか赤穂とかの海岸部と殆ど同じ様な風景で味気なく思った。ほんで1時間半かけ鹿児島空港に戻る。

まぁ見たいもん時間内に大体見て回れて満足な鹿児島遠征でしたが、一番の収穫はタイミング聞けたテレホン人生相談で、空港での待ち時間にネットやYOUTUBEを調べるとバックナンバーも読めたり聞けたりするので一気にハマってしまった。飛行機の機内でもスマホに保存したバックナンバーを聞き、戻りの電車の中でも、自宅に戻って晩酌しながらもずーっと聞き続け、その晩は居間の長椅子で聞きながらいつのまにか寝てしまっていた。今日も昨日も一昨日も、時間があれば常にテレホン人生相談聞いている状態です。ちょっとリンクを載せておくので、興味がある方は聞いてみてください。長寿番組だけあって本当によく出来てると感心します。

 

鹿児島でハマった回↓

他に聞いて良かった回↓