コブログ204

 912日水曜日早番。自宅戻って晩飯が出来るまで洗濯もん畳んでると、台所で次男が「カップヌードルじゃなきゃ駄目なんだよ」と嫁さんに泣きついているのが聞こえる。その後の口喧嘩を聞いた感じだと、翌日小学校で「加古川っ子カーニバル」と云う校内の文化祭のようなのがあり、次男はクラスメイト3人とでコントをするらしい。そういえば先日メモ用紙に何かゴチョゴチョと書いてるので何かと聞いたら「台本」と云うてた。おそらくは次男が舵取りを任されてるような感じで、小道具とかもオレが用意してくるとメンバーに云うてしもうたのだろう。

 

 台所には買い置きのカップヌードルが2個あり、次男は晩飯にそれを喰うてコントに使う空容器にしたい考えなのだが、嫁さんは晩飯も人数分作ってしまってるし、画用紙か何かでカップヌードルの空容器を作ればいいじゃんかと次男の申し出を許さない。私は洗濯もんを畳みながら台所の遣り取りを聞きつつ何か良い案はないかなと、ポクポクポクポク考え、チーンと閃き、スーパーのリサイクルゴミ箱を漁ればカップヌードルの空容器あるかもと思い、次男と二人でマックスバリューに行ってみた。

 

 スーパーの店先にリサイクルの食品トレーとかを回収してるゴミ箱がペットボトルやアルミ缶のゴミ箱に列んである。山盛りに捨てられてる食品トレーをかき分け探すが、カップヌードルの空容器どころか他のラーメンの其れすらなく、諦めよかと思ったときゴミ箱の一番底に「麺職人」いうラーメンの空容器を見つける。「麺職人でもかまへんか?」と聞くと、次男は少しムズムズしていたが、致し方なしいう感じで頷いていた。ムズムズする気持は分からんでもない。コントや劇で使う小道具は誰が観ても一瞬で何なんかが分かるもんでなければならない。「ちゃんと麺職人て云う文字を見えるように持たなアカンな」と云うてる感じだと、次男はわりかしちゃんとコントの情景が描けてそうに思った。どん兵やと勘違いされたら成立しないシナリオなのだろう。もしかして台本も面白く書けてるのかもと思い、見せてくれやと頼むが拒否られる。

 9月13日木曜日遅番。朝の用事のあと、翌日から行く関東のライブの曲順表見ながら、サンプラーのボタンの並べ替え作業をしてると「プロコルハルムのコーナー」で使う青い影のイントロが何処を探してもなく「よう使う音源やのに消すはずないのになあ」とぼやいてると、鏡台で眉毛描いてる嫁さんが「座敷わらしじゃね」と適当なコメントを横投げしてくる。ほんで「近頃の座敷わらしは紙風船ポンポンせんなってもたからな、サンプラーとかいじるし、困ったもんだ」と云い残して仕事に行ってしまった。

 9月14日金曜日仕事休み。学校いく用意してる次男にコントは上手く行ったかと聞くと、ほとんどアドリブなってもたけど上手く行ったとのこと。小道具にカップラーメン用いる以外のコントの設定が分からないので何とも云えないが、小学生のアドリブコントて多分グダグダな気がする。でもクラスメイトが人前に立って何かやってるってだけで小学生って面白がれるから、スベって落ち込むなんて結果もないんだろう。お父ちゃんはライブでスベって落ち込んでるぞ、1年の半分くらいの時間。そういえば中2の文化祭の時にも首吊りたなるほどスベったな。はあー死にたい。

 

 自宅を出る前、帽子を被って出るかどうか迷う。帽子は白髪隠しのために被るのだが、なんとなく白髪丸見えでもエエような気がして被らずに、くせ毛ボサボサのままバス停に向う。バス停には色の悪い服を着た中年が2人居た。この二人よりは自分のTシャツズボンの格好の方が意図が明確で小マシかと思うたが、これから向う新宿の街に自分が突っ立ってることをイメージすると、バンドTシャツに若作りの役割全て託すキチゃない白髪頭のおっさんアカンやん、となりテンションが下がり出す。

 

 14時前東京駅到着し、まず千駄木の古書ほうろうに行く。古いCDは引き上げ、新しいCDだけ置いてもらうことにし5枚納品。

 

 ほんで高円寺の円盤に行き新しいCDを15枚預かってもらい、新宿戻ってカプセルホテルの受付だけ済ませ、根岸くんと待ち合わせしてる時間まであと10分。「少し遅れます」と根岸くんにメールし、キャリーカバンガラガラしながら歌舞伎町の裏あたりを猛スピードで歩く。コインパーキングの看板とかチラっと見たら阿呆みたい駐車料高くて驚く。

 待ち合わせ場所に近づき、早歩きしたお陰でわりかし遅れ取り戻せてるわと悦び、ならば遅刻せずに着いてやろうと早歩きのギアを一段階上げたとき、トラックに描かれてた文字がやっぱり気になって15メートルほど戻る。

 

 「パパ活」って何や?しかもアプリってどう云うことや?「パパ活」にまつわるイメージが、雨後に河原の雑草がガーって伸びるやつの早送り映像みたいな感じで膨らみ、今直ぐスマホでパパ活検索したいが、とりあえず待ち合わせ場所へ競歩する。

 

 何ヶ月ぶりかに根岸くんに会うので、喋るべきネタは沢山あるのだが、それより先に「パパ活って知ってるっ?」て聞きたくてたまらない。コンビニでアイスコーヒー買って公園で呑みつつ近況報告的な会話が一周したタイミングで「それより根岸くん、パパ活って何?」と聞くと、根岸くんは私の知らない女性タレントの名前を例えに上げながらパパ活について教えてくれた。まぁ想像してた通りの活動なわけだが結局は買春ってことで、買春自体を私は良いとも悪いとも思わないのだが、取り締まられる買春と大型トラックのボデー全体を使ってのプロモウトオーケーな買春があるっていう矛盾にひっかかってしまう。しかもアプリって。白タクのアプリみたいな感じで、買春の遣り取りに地図とかナビとか連動さしたりしだして、アプリ使って個人で本番デリヘルみたいな、誰もがなんの抵抗も無く体売り買いし始めたら、風俗店も繁華街も要らんなってまうやん。オトロしー、東京オトロしー、パパ活承れる力がほしいー。ていうか日本の景気もここまで落ちたのか。

 

 ライブさしてもらうラバンデリアに移動。音チェック後、新宿二丁目の路上にてノイズ漫談の立ち稽古みたいなんをする。シャッターの下りてる雑居ビルの軒下に独り立ち、ぶつぶつ云いながらネタを憶えていると、どうも私と同じように道端に立ってる男の人が多く、そうか、待ち合わせしてたりすんのか。どうりで通行人の男の人と目がよく合うと思った。適当に場所を変えつつしてると師匠から電話があり晩飯を奢ってもらう。

 ライブはお客さんも沢山来てくださり有難かったです。ちょっとライブ中に唾が堪る発作になってしまい、唾飲み込むタイミングばかり気にして、あまりちゃんと唄えませんでした。すみません。ライブ後は久々に再会する人と喋ったり楽しく過ごし、新宿の居酒屋へ根岸くん斑鳩さんサロンド毘沙門のマスターと私で打ち上げに行く。居酒屋に向う途中、若い男の子がサイファーしてて、へえーーって思った。

 

 根岸くんと斑鳩さんが終電で帰ったあと、わたしも毘沙門のマスターも新宿に宿をとってたので、わりかし遅い時間まで続けて呑んだ。誰かとさしで呑むのは良いことで、お互い旅先云う事もあってか打ち解けた感じがして嬉しかった。何時か分からんけど居酒屋を出て、若いゲイの男の子らがめっちゃワイワイしてるハナ金の新宿二丁目を酔うたおっさん二人が小雨に濡れながら「なんか、ここ良いっすね、みんな楽しそうっすね」云いながらブラブラ歩いた感じ、これは何だかずっと心に残りそうなシーンだなと思った。昔バイトの先輩と天満で飲み歩いてるころは、こう云う感じ時々あったけど、家族が出来て加古川戻ってするうちに無くなってしもうてたんやな、と気付く。

 

 毘沙門のマスターとバイバイしたあと、カプセルホテル戻りながらゴールデン街をちょっと歩いてみる。3連休前の金曜いうこともあってか、真夜中やのに初詣かいうぐらいの人出で、お店に入りきれない人が外で呑んでたりしてた。

 

 学生のときバイトの先輩とゴールデン街へ呑みにいって、オカマのマスターに「チーク踊らない」って誘われた先輩の方をしばらく経って振り返ると、おもっきしディープキスしながら股間揉まれてて、その先輩はゲイではなかったと思うから、結構我慢強い人やなと思った2階のお店は、たしかこの辺りだったかな、、とか思い出に浸る。

 

 新宿はホステスよりホストの方が多いんかもと思うくらいホストクラブが多かった。

 

 

 何時頃に撮ったのか分からないがカプセルホテルで風呂入って、差し入れでもらった饅頭喰うて寝た。新宿二丁目でゲイの人らが心底楽しそうにしてるのを見るのが心底楽しい夜だった。また見に行きたい。

 お知らせ:新しいCDを雑誌とラジオに送ったりしたのですが、全く何方も相手にしてくれなくて、まぁ当り前なんですけど、仕方ないので自分でインタビューして自分で解説してるページを作りましたので良かったら見てください。ほんで良かったらCD通販で買うてください。

 

 

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ほんで半月後、メキシコ師匠のバンドを神戸にお招きし、カニコーセン活動天王山みたいな会をしますので、ぜひお誘い合わせでお越しください。

 

◆ 10.6(土「初期のカニコーセン」完成おめでたライブSP

場所)神戸コマヤ

   神戸市中央区相生町5丁目10-22

出演)メヒカブレスタンダード / カニコーセン

時間)OP18:30 / ST19:00

料金)1500円(飲食持込自由)