コブログ202

 

なんとなく無気力。嫁さんが今朝「いい事はほんの少ししかないのに、嫌な事はまぁまぁあるのが人生」と云いながら仕事に出掛けて行った。

先週まつ一泊二日で沖縄へライブさしてもらいにいった。朝5時半に自宅を出て電車で神戸空港へ向う。土曜日の朝早い時間やのに電車には部活の学生とか結構乗ってて、するとあの学生らのお母さんとかは弁当作ったり駅まで送ったりでもっと早い時間に起きてることになるのか、恐ろしい。

 

10時前に沖縄に到着し、レンタカー屋の送迎車でレンタカー屋へ行く。レンタカーの受付は中国人の若い女の子で、ロボット一休さんことペッパーくんの協力も得ながら、めちゃめちゃ手際良く4組の客を同時に捌いており、戦闘能力の高さに驚く。私は軽四を予約していたのだが普通車が回された。エコ使用の車でアイドリングとか自動で制御するのだが、運転中に矢鱈とピコピコと警告音が鳴って鬱陶しかった。

 

 

ライブまでの時間をブラブラするのが遠征の楽しみなのだが、今回はCD作ったり直前まで何かとバタバタして、ブラブラの下調べが出来て居らず、朝の電車の中でなんとなく目に止まった「ベトナム通り」と云うとこに取り敢えず向ってみた。

ベトナム通りでは土日の午前中にフリマみたいなんが行われてるらしく見に行ったのだが、11時半についたころには殆ど片付いてしまっていた。レンタカーで徐行しながら片付けしてる車をチラチラ見る。古物とか農産物とか、あと外国製の乾物とか日曜雑貨とかを扱ってる店が多そうで、モトコーを路上でやってるみたいな感じやろか。

ベトナム通りにあった牛小屋。屋根が飛ばないようにゴムタイヤが大量に乗せられていて豪快。ベトナム通りを進むと嘉手納基地があり、そのまたすぐ隣りに嘉手納弾薬庫地区があった。恥ずかしいことに私は沖縄にアメリカの基地がどれくらいの規模で何個あるとか殆ど知らなかったのだが、カーナビの地図を見ながらウロチョロしてみてた感じでは、思てたよりも全然大きいのが判った。

通りを突き当たると基地があり、大きな犬を連れた外人夫婦が歩いている。道が左右に別れてて、わざと狭い道をレンタカーで進む。細い道沿いには青空農園みたいなのが幾つもある。

道を入って最初のころは道幅もそれなりにあったのだが、少し進むとどんどん道幅が狭くなる。このまま行けばまたベトナム通りの方向に抜けれそうな気もしたので、とりあえず進む。

更に進むと弾薬庫地区に到着。しばらくフェンス沿いに進んでみるが道はどんどん悪くなる。果たしてベトナム通りに抜けれるのかしらと心配になりグーグルマップで自分の位置を確かめると、全く道のないヘクタールのど真ん中に居るみたいで、慌てて来た道を帰ろうとするが、Uターン出来る場所がない。

 

レンタカーに傷したくないし、弾薬庫の近くに居るから例の何か急に爆発しそう妄想も発動し、めっちゃビビりながら小刻みに車を旋回させ何とか脱出。雑草とかの間を抜けたので車を下りて傷がないか確かめると、車体の左に薄い擦り傷が出来ておりギョ!!っとする。唾をぬってみたりしたが傷は無くならず、こんなことで何万も払うとか考えるとライブも沖縄散策も全然楽しくなくなるから、一旦は全て無かったことにする。

昼飯でも喰うて気持を落ち着かせようと思い、その場を離れる。ゆるゆる進んでると遠くにピラミッドのようなものが見える。

 

何だろうと思ってネットで調べると産廃の山らしい。パカーっと開いてサンダバードのロケットとか出て来そう。

 

なんでサボテンなんか植えてんねやろと思たらドラゴンフルーツ。まぁまぁ高級果物ぽいのに盗めそうでドキドキしてしまう。

違う角度から産廃の山を見る。逆半日村状態である。

 

塵も積もれば山となる。小さな事からコツコツと。人間の力って凄いんだぞ。

 

昼1時も過ぎいよいよ腹も減って来てハンバーガー屋にでも行こうとしたら農協があり見逃すまいと立ち寄る。沖縄はウリ科やツル科が良く育つ場所なんだなと改めて感じる。人を殴り殺せそうなくらいデカい。

茄子もアイドルの尻シバけそうなくらい長く、しかも安い。

モヤシがこんな風に売られてるのを始めてみたが、必要な分だけナイロン袋に詰める方式。値札が見当たらなかったが、まさかタダと云うわけではないだろう。

農協に売ってた弁当も安かったが、どうしてもルートビアーをジョッキで呑みたかったのでA&Wに行く。ほんでA&Wバーガーのセットを喰い胸焼けする。次は何処に行くかスマホで捜し、なんとなく金武町の方に向ってみる。

 

うるま市から金武に向う海沿いの道を走ってると、山側の道端にエリア某とか英語で書かれた看板が間隔をおいて続いており、海から直ぐの丘の向こう側に基地がずーっとあるのが判る。

途中に手作りっぽい道の駅があったので立ち寄ってみる。

 

ソフトクリームでも売ってたら喰おかな思てたが、扱ってるのは嫁さんが好きそうな古物など。

 

別の棟では外国製の日用品や古物や農産物が大きな机に並べられ、その机ごとに売り主が居る様なシステムだった。

 

写真の顔に寄せられて近づいた古本のゾーンだったが市民運動家の人が読みそうな沖縄関連の本が大量に列んでおり、側に誰も居ないと思って写真を撮ってたら、すぐ側に主のおっちゃんが居た。おっちゃんは気配がぜんぜんなくジッと宙を見てて怖かったのだが、この人は地元出身の人なんだろうか、それとも70年代にヒッピーとして沖縄に移り住み現在に至ってるんだろうか、とか本の背表紙見ながら勝手にいろいろと想像する。それぞれの人生なのでそれぞれの勝手なのだけど、見窄らしい小屋で売れない古本の背表紙を日がな一日眺めてる光景が、革命とかとどう結びつくのか、みたいに勝手に思う。

ほんで金武に到着。20年近く前にバイト先の社員旅行で沖縄に連れてってもらい、タコスを喰いに金武まで来たことがある。その時は夜だったので街の構造がどんななのか判らなかったが、タコス屋がある吞み屋街と道を挟んで直ぐに基地の正門があるのだな。

まだ明るかったので開いてる店は少なかった。タトゥー屋がけっこう多く、ガラス張りの店の奥でガタイのいいアメリカ兵が太ももにサランラップ巻いてスマホ眺めてるみたいな光景もあった。兵隊の人も娯楽が少ないだろうから、休みの日の夕方は散髪屋行くみたいなノリで、タトゥーでも彫っかいう感じなんだろうか。タトゥースタジオで眺める笑点はどんなだろう。店員が笑って手元狂うたりせんか心配だ。ほんで休み明けは同僚に新しく彫った奴を見せたりして「イイジャーン」とか言い合いながら素手で牛一頭殺す訓練とかすんだろうか。

タトゥー屋が多いせいで私の目がタトゥー目になっており「あ、和彫り専門店もある!」と思ったら、刺繍屋でした。

 

それにしても趣ある壁たち。

 

コンクリがトランスフォームしている。

 

すこし丘っぽいとこの立派めの会舘の前にそびえる

 

エロめの石。

 

普通にペットボトルの水を買うようになってしまったが、ていうことは大豆や石油みたいに水にも相場があるってことか、、、と当り前の事を思い起こさせてくれるアントニオカルロスジョビンな看板。

複雑でない、わかりやすい、平凡な、飾らない、味つけのない、あっさりとした、キン。

 

このロゴそのまま欲しいから自分でニューウェイブバンド組もかしら思うくらいめちゃくちゃにロゴ格好良い中古パソコン屋もロゴ格好良過ぎて潰れてもうてるっぽい。

見上げるとプール・バー。

 

プールバー見たくて丘を登ってみると、まじで最先端の音楽かかってそうな洒落た模様を壁にスプレーで直接描ける技術も最先端。

 

繁華街一通り見て、ぼちぼちライブ会場付近に戻らなあかん時間。けど来た道戻るのはつまらないのでキャンプハンセンの縁を横断し東シナ海サイドで戻ることにする。途中、基地に住んでるっぽい中高生くらいのアメリカン女子2人組みがヘルメット被ってチャリンコ漕いでるのを見かける。この子らも親の仕事の都合か国の都合か判らんが、なんの罪もないのにこんな果てしない山道を行ったり来たりするしか楽しいことない生活を強いられ、なんと不運な話だろう。

 

山を抜けて恩名村の方に出ると、海岸沿いはリゾートホテルばかり。観光客向けの土産物屋や食堂、スキューバーダイビングの店やゴルフ施設が連なる道は新たに整備されてる感じで観た目美しく、大型の観光バスが行き来したり、おそらく那覇空港からダイレクトでリゾートホテルに来るだろうから、基地とか集落とかを目にする機会もなさそう。

沖縄のお墓はコンクリートの家みたいな形でいたるところで見かけるのだが、お弁当屋が真横にあっても家の形してるからあんま違和感ないなと思った。

ほんでホテルにチェックインし、ホテルの自転車を借りてライブさしてもらうCD屋さんに向う。2年程前も夕方にこの道を通って感じたのだが、白夜ってこんな感じなんやろか云う独特の薄暗さで、アンニュイになる。アンニュイって云いたかっただけではない。暗さにも個性ってあるでしょうが。

「ダイエットすることで鼻炎やイビキが治まる」と「鼻炎したりイビキかくことで痩せる」とでは大きな隔たりがある。

 

そしてライブを2時間。大盛況というわけではなかったけど、お店の方が色んな人に声掛けて下さって集まってもろてる感伝わり大変有難かったです。物販何か買わんと帰りにくいモード出した甲斐あって皆さん何かしら買うてくださり、とても感謝しています。

 

お店あんま儲からんライブをいつも何処かしらで頼んで申し訳ない気持が常にあり、さざなみしたりブログ書いたりいろいろしててもそれほど成果も上がらずで、何をどう頑張っていこうか独りで考えて独りでやって、ここ1〜2年相当煮詰まり感じつつ活動している。誰に相談してみても遣るのは自分やし、だから自分で考えるのがええと思うてるが、あんま効果ない感じの案しか浮かばず、例えばメヒカブレ師匠に相談してみたとして何て仰るだろう?と考えると、やっぱ曲作るしかないんだろう。自分の活動がいつか報われる根拠なんか最初から何処にもなかったのに、ウレシなってたのは何故なんだろう、と考えるとそれは私のIQの低さが所以だ。

 

明々後日は関東にライブしに行きます。新しいCD買いに来てください。

 

◆ 9.14(金)「初期のカニコーセン」完成おめでたライブ①

場所)新宿2丁目カフェラバンデリア

   東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F

   03-3341-4845

出演)カニコーセン / 根岸卓平

時間)OP19:00 / ST20:00

料金)500円 1000円 2000円(好きな値段でどうぞ)+呑オーダー

 

 

◆ 9.15(土)「初期のカニコーセン」完成おめでたライブ②

場所)北浦和 居酒屋ちどり

   さいたま市浦和区常盤3-14-3 鳥越ビル1F

   090-7529-8390

出演)カニコーセン / 野津昌太郎

時間)OP19:00 / ST19:30

料金)1500円+オーダー