コブログ199

 

昼休みに喰うたなか卯の冷やしうどんの汁が絵の具溶いたみたいな味に感じたのですが、なんとか元気でやっております。

 

8月26日日曜日仕事休み。ユージンスミスの展覧会を京都へ見に行ったあと神戸でノーザンソウルの映画2本立て見て賢こなったろ思てたが、長男の宿題が思いのほか進んだのと、夏休みに家族で何処も行ってなかったので、朝から家族で生野の方へ出掛けた。まず生野銀山。

 

券売所に列んでいると有料ガイドのおばちゃんが銀山ボーイズのチラシをくれた。「おお、これが有名な銀山ボーイズですか」と私が云うとガイドのおばちゃんはお土産コーナーにグッズがいろいろ有るから是非買うてってなとセールストークを忘れない。銀山ボーイズとは生野銀山で展示してる坑道に昔から置かれてあった鉱山で働く人を模したマネキン人形に、最近それぞれ名前とかプロフィールとか衣装とか着せて、アイドルグループとして売り出してるらしく、私も神戸新聞読んで面白いなと思っていた。「銀山ボーイズは街ぐるみでやってるんですか?それとも生野銀山の方だけで考えたんですか?」とガイドのおばちゃんに聞くと「アレやってんのん電通の社員」とのこと。なんや、プロか。「佐渡とかにパクられへんか心配やわ、ゴールデンボーイズとか」とおばちゃんは云うてたが、ネーミングセンスからしてやっぱプロとおばちゃんでは差があるなと思った。萩本欽一でももう少しマシな名前付ける。銀山ボーイズホームページ→【公式】

 

園内に入るとすぐ「コイのえさ」が売ってあった。

 

嫁さん気付かなきゃいいけどな、、、と思ってると直ぐ気付き、即効エサを買い求め、ドブみたいな池にエサをバラバラと撒いていたが、全く鯉は集まって来ず、ドブの水面に浮いた鯉のエサを次男と二人してぼんやり眺める姿を、長男とわたし二人でぼんやり眺める。

 

気を取り直し、いざ鉱山の中へ。入口に温度計があり見ると13度しかなく超寒い。そん中を半袖半パンにビーチサンダルで突き進む我ら馬鹿みたいだなと思ってると嫁さんが「マックスバリューの魚売場より寒い~」と悲鳴を上げていた。

風を送る人。なんの為に風を送ってるのかは知らない。

こんな狭いとこで頭かがめて仕事してたらストレスで直ぐ胃潰瘍なりそうで可哀想。

いきなり近代化し作業服は三菱マテリアル。八つ墓村的であり山野一の四丁目の夕日のお兄ちゃん的でもあり、且つ逆噴射家族の小林克也のモデルでもある。

この1トン鉱車の中に含まれる銀は僅か数ミリグラムとかなんだったら、ジュアイオクチュールに強盗入った方が効率は良いが、犯罪どうこうより鉱山でこき使われる労働者の気持を考えると、貴金属盗むとか到底考えられない。

実際今も神戸製鋼の敷地内でこんな感じの機関車走ってそうやなぁ、見たことないけど。

リビドー。

めずらしく積極的に梯子上ったりする長男。

生野のマイトガイ。

持参したゆるキャラの縫い包みをボーイズの肩に勝手に乗せて撮影する銀山ガールいうかおばはん人差し指よく反る。

谷底の様な場所があり、恐る恐る覗きこむ。

谷底の途中にピンク色のキャップが落ちていた。あんなピンクのキャップを冠るのは色白ホットパンツの広東系女性観光客だろう、谷底に居るのか。谷底と帽子の組み合わせで人間の証明が連想され、続いてジョー山中→内田裕也→白竜と続き、坑道を引き返す。

地下水がジャンジャン流れてるのを奉ってある場所。豊臣秀吉がここの水飲んで旨いと驚いた云う逸話の看板があった。豊臣秀吉、銀好きそう。

ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンて、要はこれが暴走する設定。

夫婦一組で作業してたそう。作業に疲れたら窪みでセックスしたりしてたんだろうな、他に娯楽なさそうだし。

腕にめっちゃ根性焼きのあと。江戸時代つら過ぎる。

江戸時代の測量。聖火リレーではない。

兎に角いたるところでみんな扱き遣われていたが、発展途上国なら今もこんな感じだったりするんだろう。

ちょっとホワイトカラーみたいな人らが現れてムカついたりしたが、こいつらも雇われやし、本当にムカつかなあかん相手は身近には居らず、どこやとこやと探しまわって伊勢神宮の本丸みないなとこ殴り込んだら結局中身カラッポやって、あり?ありりり?

「そんなに資本主義にカッカしたってしゃーないっすよー」と奥の窪みで抱き合ってスッキリした夫婦がテクテクと寄ってくる。赤フンは出血を目立たなくする為に赤いとか、通りがかりのおっさんが云うてたがほんまやろか。

鉱山を出たあと資料館的なとこも見る。フランス人の写真。

鬼の三菱。

鬼の皇族、菊の肛門。

蟻ではなく人。蟻がこのジオラマを見て蟻みたい」って思うんだろうか。

お土産コーナーに移動。

銀山ボーイズTシャツ1500円。カニコーセンTシャツより500円も安くて敗北感。

サイン入り生写真200円。

あんましお金をかけずに安っぽく盛り上げて、安いグッズ多売する感じはまさに今のアイドルっぽい。わしはこう云うの好かんけどな。

播但線生野駅前の喫茶店でハヤシライス喰うたあと、黒川渓谷に移動。貧乏ヤンキーファミリーがわんさと集まっている。

精神構造が基本サルみたいな次男は滝つぼとか見ると直ぐに飛び込む。飛び込む毎にテンションがあがり、瞳孔がどんどん広がって行く様を見てちょっと引く。

「おれは激しい遊びとか好きじゃない」と云う長男は水着にも着替えず、阿呆らが滝つぼにボンボン飛び込んで行くのをぼんやりと眺めていた。

岩の窪みにまぁまぁデカいサンショウウオが居た。水に浸かって魚などを探してる間に長男のズボンの裾も徐々に濡れ出す。

結局は「やっぱ水着にしとけば良かったわ」となり、駐車所まで一緒に戻って水着に着替える。この人のエンジンのかかりの遅さにも最近漸く慣れてきた。ちょっと面倒くさくても素直に楽しんでくれる方が親としては嬉しい。

次第に長男のテンションもあがり「お父ちゃん!ほら肉の石あった!」と肉の石を見せに来てくれたりする。ほんとだ鹿肉だ美味しそう。

その後は次男に続いて長男も滝つぼダイブにチャレンジして鼻水ズブズブになってたり、思いのほか楽しかった様子。急性アル中を運ぶドクターヘリも生まれて始めて見れて良かった。

最後に黒川温泉云うとこで風呂に入って帰宅。帰りの車中は全員爆睡しており、なんかこう云うの久々やなと思うたが、来年は長男が中学に上がるし、もしかしてこんな感じで遊びに出掛けるのもこれで最後なんかなと思った。それにしても加古川から車で1時間ほどで楽しく川遊び出来るとこがあったなんてね。川遊びスポットはヤンキーファミリーが多く、めっさタトゥー入ってるガタイのええ夫婦とか見れて面白かった。あと喫煙率もやたら高く、大体みんなセブンスター云うのもナイスだった。