コブログ179

6月19日火曜日。前日の地震の影響で電車が遅れたりするかなと思って、仕事行くのに1時間ほど自宅を早めに出たら大して遅れてなくて、神戸駅のホームのベンチで昼寝して時間を潰す。

遅番のあと駅のスーパーで焼きイカとキクマサ2PAC買い、ワールドカップの日本対コロンビアの試合をスマホで見ながら神戸駅のホームで晩酌。試合終了間際、負けてたコロンビアの選手の泣きそうな顔がアップになり、この人らはまだ20才そこそこやのに可哀想やなと思う。泣き顔の理由が単に試合に負けて哀しいとか以外にも、帰国したらマフィアに命狙われるみたいなんがあんのやったら、FIFAとかが責任もって保護せなあかんと思う。

6月20日水曜日。早番で久々に自宅で晩飯を喰う。何となく思いつきで長男に「宿題済んだらコンビニ一緒に行かん?カフェオレ奢ったるから」と誘うと、ほな宿題早よ終わらすわと云うことになり、しかし宿題終わると長男は「やっぱコンビニええわ」となり、蔑ろ状態になってしまった父親を可哀想に思った次男が「ほなオレ行くわ」と云ってコンビニについて来てくれた。父親と二人きりで特に喋ることもないのだけど、次男は一生懸命に会話を繋いでくれ「オレいまの本より昔の本がええな、エジプトのピラミッドとかの本」とか云うので象形文字?って一瞬思ったが、まぁなんか適当に話してくれてるんだろう。保育園の年中くらいまで私は次男をよくシバいてもうてたけど、親にも気遣いしてくれるエエ奴だと嫁さんは次男に信頼を置いていて、空手教室や陸上クラブなどの応援も熱心に通っている。なんで私は次男をあんなシバいてもうたんか、自分が遣ってもたことなのに理解出来ず、すごく後悔している。

6月21日木曜日。ライブで仕事休み。前の晩から長男が「左の耳が聞こえ難い」と云って耳の穴を綿棒でいじっていたのだが、一晩寝ても聞こえ難いのが治まらなかったので、念のため嫁さんが夕方耳鼻科へ連れて行く事になった。

 

午前中はライブの段取りを考え、そのあと昼過ぎまで録音。もう6月も後半なのにぜんぜん録音が進まずイライラするが「酔いが醒めたらウチへ帰ろう」のコーラス以外全部録れて、なんか7年まえ頭の中に思い描いてたバンドっぽい感じの宅録に漸く近づけれた感じで、ちょっと嬉しかった。

私がライブに出掛けるころに、嫁さんが小学校の下校見守り当番があたってたので、仕事早上がりで帰ってくる。嫁さんの自転車のカギが先日から行方不明で、いろいろ探したけど見つからなかったので、カギを壊すことにし、壊すのを手伝う。マイナスドライバーとハンマーの一撃でカギを破壊して、男らしいとこを嫁さんに見せたかったが、かなり手こずった。

夕方豊中に行く。阪急神戸線で十三へ向ってる途中、サングラスして客車に突っ立ってると、3才くらいの男の子が怪訝そうな表情で私をジロジロ見やがるので、シバいたろうかと思った。もしかしたら、わたしは3才くらいの幼児が苦手なのかもしれない。だからその時期の息子らをシバいてもうたのかもしれない。

豊中の庄内に着き、少しブラブラする。猫の糞の臭いがプンとしてきて、ええ街やなと思う。ほんでライブさしてもらうルーズと云うお店に着き、音チェックしてると対バンの光玄さんが来られ、開演時間まで軽く呑みに行く流れ。ルーズのご主人に教えてもらった宮田酒店と云う角打ちに行ったのだが、ド級の名店だった。まずお店の看板がなく、ここが宮田酒店なのかどうか考えるのに1秒ぐらい店先で立ち止まっていると、日本酒の空きケースに腰掛けて呑んでるおじいちゃんが「入っといで」と手招きしてくれ「ビールはそこにあるから好きなん勝手に呑み」と案内してくれる。カウンターに列んで呑んでる私らの隣りの隣りに、手足の長けが少し足りない草臥れたリクルートスーツを着た若い女性が一人で呑んでおり、凄いOLが居るもんやな、と思って横目でチラチラ観ると、その人は少し左手とかに麻痺があるような感じに見え、光玄さんの話を半分で聞きながら女性の話し声の方に神経をやる。スーパーのライフで働いてるらしく、仕事終わりに角打ちに来ているらしかった。常連ぽい感じもして、他のおじいちゃんやおばあちゃんと楽しそうに喋ってる化粧っけの無い表情が眩しかった。1時間ほど店で喋ってる間に、何度も鳩が頭の上をバタバタ飛んでいた。外から勝手に鳩が入ってきて、カレンダーの掛かってる鴨居の上に留り、鳩が客を見下ろしているのだ。なんと最高の店だろう、宮田酒店は。

庄内あたりは古い文化住宅みたいなんが多く、地震の影響で壁が割れてるのか、もともとボロなって割れてるのか判らなかったが、古い家に住んでる人は次また同じ様な地震がこないか心配だろう。路地から見上げる細長い日暮れの空を、ジェット旅客機が轟音たてて何台も通り過ぎていた。

ほんでお店に戻って順番に演奏。対バンがさこ大介さんと光玄さんだったので、春一番系っぽいのお客さんが沢山来ていた。そんなお客さんをからかう感じでライブするのは愉快だった。光玄さんの曲はほとんど奥さんが作詞されてるそうなのだが、女っぽい感じがあんましなくて、光玄が語る仕様でシナリオが描かれてあるんだろう。「嫌いなやつ、嫌い」ていうサビがいきなりでグッと来た。さこ大介さんは色っぽいコード進行や、セブンスみたいな余韻のある歌メロがお見事で、さすがプロの作曲家と云う感じだった。ライブのあと少しお話を伺ったが、やっぱり歌を作るのを楽しいんではるんだろうなと思った。

帰りは新快速で神戸まで光玄さんと一緒に帰った。夕方に一緒に角打ちに行くとこから終電で別れるまで、光玄さんは息つくことなくノンストップで喋り続けておられ、わたしは楽しかったのだが、私と別れたあとゼイゼイ云いながら自宅に戻り着いた光玄さんが、ドアを開けるなり床に倒れ込むほど気遣いに疲れ果ててたならば、ちょっと可哀想なことしたなと思う。

今朝。朝飯を喰うてる長男に「耳どないやったん?」と耳鼻科の結果を聞くと、手で口を抑えながら「あ、あ、あの、あの、おかーちゃーん!」とおかあちゃんに説明を託す。台所から来た嫁さんは何だかニヤけていて「左耳に凄い耳糞がたまってたの」と笑っていた。耳糞取ってもらったら凄く聞こえるようになったらしく、あたりまえやんけと思ったが、病気じゃなくて良かった。

 

お題ライブが迫ってまいりましたが、まだ何も作れてなくて焦りはじめてます。今回のお題はクローンとニュースなのだけど、ニュースってどないしたええんやろ。ニュースって全ての出来事がニュースやから、作曲のお題が“歌”みたいなことで、結構難しいように思う。

 

 

◆ 7.5(木)実験室の夜

場所)梅田HARDRAIN

出演)大津光央 / 三好真弘 / 加納良英 / 松井洋介 / カニコーセン / 河野宏子 / 森田雅章 / ピー助

時間)OP18:30 / ST19:00

料金)500円(呑別)

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コメント: 2
  • #1

    キムラジュン (土曜日, 23 6月 2018 08:56)

    たまに、日にちがずれているのが(打ち間違いかと思いますが)、アラーキーの「私写真」の、わざと日にちをずらして紙焼きしているのと似た雰囲気が醸し出されていて、良いですね。時間軸が、ほんの少しだけずれるような感じがあって。

  • #2

    カニコーセン (土曜日, 23 6月 2018 13:42)

    なんで9月なんでしょう、間違えてますわ。