コブログ178

6月17日日曜日。早番のあとターボーくんのCDの件で梅田まで出る。茶屋町で待ち合わせスタバの細いWi-Fiを使って業者のホームページでCDのプレスを注文する。注文ページに必要な個人情報を入力しながら、自分が住んでるマンションが何号室なのかや、自分ちの郵便番号が判らないターボーくん。先日、NHKラジオの朝の大喜利の「このゾンビいい奴かも?何をした?」云うお題で採用された答えの中に「みんなからターボーと呼ばれている」と云うのがあったのだが、何となく雰囲気が伝わる。

1時間足らずで用事は終わり、また電車で加古川へ戻る。もろもろ手伝ったお礼にスモモを貰った。加古川駅のスーパーで半額のこいも煮とシュウマイを買って帰り、自宅でキクマサ呑みながらワールドカップサッカーを見る。そばで洗濯もん畳んでる嫁さんが「セルビアって何とかビッチ云う人ばっかりだビッチね」と、其所から語尾にビッチを付けるのが流行るが、3分で飽きて嫁さんは床につき、私はまた夜中までサッカーを眺める。

6月18日月曜日。前日ターボーくんからもらったスモモを朝飯のとき喰う。皮剥いて食べるのか、そのまま食べるのか判らず、とりあえず剥いて食べる。ほんで洗いもん始めよかなと思た頃に何処かから「ピーピーピーピー」と警報が聞こえ「ガス漏れ?」と思って立ち上がると、スマホが「ジシンデス、ジシンデス、ぴーぴー」と鳴っている。「地震です」と云われても、どうしたもんか。中腰に構えるんか?え?ああ、ガスか、と思いガス台のとこまで行くがガスは付いてなくて、もう遣ることが無くなる。なんか出来る事はないか、ないな、突っ立ってる以外に、と諦めた頃、家がグラグラ〜と揺れ出す。でも5秒くらいで揺れが収まり、とりあえずテレビを付けると地震速報がやっていた。ものの何秒かで何処が震源のどのくらいの規模の地震か云うのがテレビに表示され、それを見ながら「23年前はこんなんじゃ無かったな」と思った。

地震の状況をラジオで聞きながら洗いもんしたり洗濯ほしたりする。地震が起きたばっかりやのに、市会議員選挙の宣伝カーが絶叫しながら住宅地を回り出している。デリカシーとか皆無やなと思う。デリカシーで選挙勝てんやったらハイインピスピーカー要らんちゅんねんね、ごめんね頑張ってね。隣りの団地のおばちゃんらも地震でテンション上がってもうたんか、かなりデカい声で世間話をしていた。

昼前から出勤なのに、電車が動いてなさそう。車で行こうと思うのだが、嫁さんが仕事に乗っていったので、仕方なく嫁さんの仕事場まで自転車で行き、車を借りることにする。ついでに加古川駅がどんな状況なのか見によってみる。

人で溢れ返ってるんかな?と想像してたが、そうでも無かった。高速道路も通行止めっぽいので、稲美町や神戸の西区らへんの下道を1時間半かけて仕事場へ向う。田植えシーズンの長閑な光景が広がる。

出勤まで少し時間があったので、一昨日パンクした自転車を修理してもらおうと思い、車に自転車を積んで自転車屋まで運んだ。自転車屋につきパンク修理の旨を伝えると「タイヤごと交換しないと駄目ですね」と云われ「幾らですか?」と聞くと4000円とのこと。先週撤去された自転車を2000円で保護し、また今週4000円。なんと金のかかる自転車だ。パリスヒルトンか。

仕方なく自転車屋に自転車を託け、仕事場へ向う。湊川公園の駐車場に車を停め、時間調整しようと思い、根岸くんの東京ブログを車内でサッと読む。そうか、まだ根岸くん30才なってなかったんか。ブログはこちらで読まさせてもらえます → 東京日記007

 

ブログの中に「わたしは土日、誰にもじぶんのことを見ても聞いてももらえないことが、とても寂しいと思う。」「みんな「ひとりはさみしい」という気持ちについて、どう向かい合っているんだろう。」

 

所帯をもって、カニコーセンをやり始めて、あと年齢が重なったこともあって、そう思うことは減ったけど、20代は「ひとりの時間をどう遣り過ごすか」その事ばかり考えていたように思う。ほんでちゃんとした趣味を持つのがかなり重要なことも身をもって感じた。実家に住んでも独りで暮らしても終始こんなにも「ひとりの時間」を潰す責めに追われるなら、ひとりの時間を作らなきゃいいんだ!と、余った時間を掛け持ちのバイトに費やしたらしたで、ストレス溜まって無駄使いしたくなり、結局はパチンコにバイトで稼いだ何倍ものお金をつぎ込むことになる。

 

高校のとき、卒業生が2~3人来て体育館で先輩の話を聞くみたいな会が年に1回あり、まぁ大体あんな講演に招かれるのは大学出て専門分野で活躍して、すんなり自己実現出来てる人らやから、わたしらみたいな人間にとっては何の参考にもならないというか、羨ましいなとは思うけど、役に立つ話ではない。大体が阿呆な学校やったから、殆どの生徒が私と同じ様に感じてたと思うけど、例えば私がもし講演に招かれたなら「絶対にひとりの時間を潰すのに苦労するから、そのことを覚悟して趣味と人間関係をコツコツ構築してください」と後輩に伝えたいと20代のころからずっと思ってた。こんな苦労があることも、それを誰も教えてくれなかったこともショックだった。

きょう何人かの方からSNSなどで「大丈夫?」って云う地震にちなんだメールが届く。一度会ったことがあるだけの方だったり、その方らとの間柄とか距離はそれぞれなのだけど、こう云うメール送ってきそうな人のタイプってあるなと思う。と同時に、終電逃して西明石から歩いて帰ってるときや、終電寝過ごして姫路で野宿してるときや、泥酔してなぜか宝塚に居るときや、ライブハウスに一人もお客さんが居ないときや、大丈夫じゃないとき幾らでもあるし、どうせだったらもっと大丈夫じゃ無いときに「大丈夫?」ってメールしてきてよ、とマジで思う。

 

地震で世間がバタバタしてても、何事もなかったようにいつも通り映画を上映し、何事もない感じでお客さんが来て、何ごとも無く帰っていく職場の雰囲気はええなと思う。まぁ今日は何事もなかったからやし、23年前の被災が場所に染み付いてるからなんだろうなと思う。

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コメント: 2
  • #1

    コメ奉行 (月曜日, 18 6月 2018 21:43)

    ご無事で何よりです。まぁ、今回は神戸以西の方は大丈夫だろうなと思っていました。私が30年位前に住んでいたあたりが大変なようです。冬支度さんとかお知り合いの方に被害がないといいのですが。

  • #2

    カニコーセン (月曜日, 18 6月 2018 23:25)

    あしたは電車動いてたらええんですけどねぇ。