コブログ135

昨日のライブのネタで使ったあんパン2コ。ステージの床に落ちたりしたけど、あんま汚れて無さそうやし、毎回ネタで使ってその都度捨ててたらマジ罰当りそうやので、今日の昼飯に喰うた。あと何回かはライブで遣りそうなネタなので、しばらくの間、ライブの翌日はあんパンを2コ喰わなければならないと思うと、喰わんうちから胸焼けする。

 

仕事場のパートさんと喋りながら、壁にかかってるカレンダーの写真をぼんやりと眺めていた。中国江蘇省興化市と云うとこにあるらしい、広大な菜花畑の写真で、畑の中を迷路みたいな水路が縦横に走っていて、小舟がゆったりと進んでいる。私は小舟に揺られながら菜の花を見ずに、船頭のおじいさんの荒れた手とか古いズボンとかばかり観ている。水をかく櫂の音と、菜の花を揺らす風の音しかない。支払いの残った中古の建売りも、寺に押し売りされた墓ももうない。これから旅して回る先々が、その都度わたしの故郷になるのだ。馬鹿か、お前は。金もなければ時間もないから海外旅行とか行かないまま死ぬんだよ、湊川公園地下の穴ぐらで一生終えんだよ、とカレンダーの日付のとこに書かれてあった。

知らない町で迷ってしまいたい。もう酒飲んで、きょう死んだろ、そんな気持で仕事帰りに和田岬まで出て、さざなみ10号お願いするついでにカルチア食堂で呑む。ほんで30分ほど呑んで終電で帰る。市営地下鉄の最終に乗ると、いつもこの席で寝てる人がいる。毎回中央市場前で降りる。この時間から市場で仕事するんだろうか。しっかり仮眠をとってお仕事頑張ってください。

昨日は仕事休み。午前中はCDの内職、さざなみの発送、ライブの曲順決め。嫁さんが仕事昼上がりやったので、昼飯と買物を兼ねてニッケパークタウンに行く。フードコートで何か軽く喰おかと思って行ったが、普通に米を喰えるようなメニューがなく、かといって1階のトンカツ屋で揚げもん定食とかも胃にもたれそうだし、米喰えるとこ、米、米、、、と探して、結局サイゼリアで500円のハンバーグランチを喰うた。食後に300円のチョコレートケーキと100円のドリンクバーを頼み、ケーキは嫁さんと半分にして喰うた。水臭い珈琲をすすりながら、二つ隣りの席で500円ランチ喰うてる50代カップルを眺める。右手のナイフを使って、左手のフォークの背に米を擦り付けて、首を前屈させて喰う皿飯の喰い方、久々に観て哀しくなった。おっさんの左手首にダイバーズウオッチと数珠ブレスレットが巻いてあった。

 

夕方からライブで神戸に行く。元町高架下にあるパコカパが4周年で、記念企画として40日連続ライブと云うのをやっており、その2日目に誘ってもらった。対バンは自分で段取りせねばならず、ならば面白い人が良いよなと思って、大阪のピー助くんに声をかけた。ピー助くんに会ったのは去年の6月に瓢箪山のハウスと云うバーであった、ターボーくんの企画の時で、コントもまぁまぁ面白かったのだけど、人柄というか、まじめさというか、ええ感じのもんを常に醸し出してる印象だったのだ。

パコカパに着き、5時くらいから音チェックをしてると「毎度ーー!」と威勢良い掛け声と共に、ピー助くんが現れた。酒臭い。呑んで赤い顔をしてるのだが、やや表情が固めで、これは既にもの凄い緊張しておるな。落語を遣りなさるらしく「なにすんの?創作?」と聞くと「圓生すわ」と言いながら、ハイボールを頼んでいた。写真はPAをしてくれるパコカパの主人に出囃子やら下げ囃子の指示をするピー助くん。現場の電波を使って全てYOUTUBEで賄ってしまうところが、現代っ子っぽく思う。

音チェックのあと、郵便局にさざなみを出しに行き、宇治川のスーパーであんパンを買って楽屋に戻ると、ピー助くんは昼寝をしていた。たぶん結構呑んだだろうなと思いつつ、本番大丈夫なんだろうか?と少し心配になる。

19時半開演。わたしから。高架下で演奏なので、久々に超ノロノロしたトレイントレインとか遣る。仕事場のパートさんが二人観に来てくださり、すこし恥ずかしさもあったけど、直ぐに頭に血が登って、ちゃんと出来た。15分ほど遣って2階の楽屋に戻ると、ピー助くんがビジネスホテルの浴衣を着てスタンバっていた。さっきまで酔いで赤かった顔もすっかり白くなり、凄くすっきりした表情になっている。背筋をピンとのばし「では行ってまいります」と階段を降りて行った。さっきまで泣きそうな顔してたのは何だったのだろう。

落語は「一人酒盛」と云うやつらしい。まくらはちょっと緊張気味だったけど、本題に入って主人公が酔い出してからは流暢だった。出身が長野なので江戸なまりに違和感もなく、大きな人柄なので安心して観れた。スベるかな?と少し思ってたけど笑いもあった。オチは我々の勉強不足で決まらなかったけど、上手く遣れてお客さんもピー助くんも満足そう。

二回し目のピー助くんはお客さん巻き込んでのコント。小道具も手が込んでるし、よく考えてるなと思った。結構ウケていた。

ネタとネタの待ち時間が長く、楽屋でドタバタ段取りしてる音が聞こえてきて、笑いが起きる。私がピー助くんに期待してたのは多分それで、スベったり、グダグダになっても人柄でカバー出来るし、逆に面白くなりそうには、前観た時に思った。でも実際はお店へのサービスなんかもネタに盛り込んでて、思ってたより全体的にちゃんとしてたので、それはそれで良かった。ライブって気遣いやし、気遣いって想像力なんだと思う。

ピー助くんの頑張りと、お客さんの慈悲心で投げ銭も沢山貰えた。ピー助くんはゲリラ的にバーとか行ってネタをやったりするスタイルらしく、なかなかライブを観る機会もないのだけど、また一緒にやりたい。ちゃんと次は新しいことにチャレンジしてくれそうなクリエイティブな面ももってそうで、今後が楽しみ。昨日は刺激になることが多かった。

 

来週は京都でライブがあるのだけど、わたしは何か新しい歌やネタにチャレンジ出来るのかしら。まだ何日かあるし、何か1個くらいは更新したい思います。来てほしい。

 

◆ 3.8(木)平日ノーチャージデイ

場所)京都西院ネガポジ

出演)カニコーセン / おーやなち。 / 清田尚吾(Set Free)/ タケシ  

時間)OP18:30 / ST19:30

料金)呑喰代だけ