コブログ93

きのうおとついでお金を沢山つかってしまい、その大半がビール代で味気ない。おとついは仕事のあと、ミナエンタウンで12月26日にある浜口富貴くんのライブのチラシを配って回った。配りながらハンゲシャレコードで缶ビール、スペースオーで瓶ビール、のらまる食堂で生ビール2杯、ほんでカルチア食堂でワケわからんなるまで呑んで、おぼろげな記憶では新快速ではなく普通電車の最終で加古川まで戻ってきたようで、朝起きたら口の中がカピカピやった。頭も痛かったので朝の家事を途中から嫁さんに全部頼んで、昼まで寝させてもらった。

 

15年前くらいに買ったローランドの電子ドラムが自宅にあり、あまり使ってないので嫁さんの仕事場の同僚の息子さんに譲ることになり、昼から車で運んだ。趣味でもバンドやろうとか楽器練習しようとか云う子を嫁さんも私も応援したい。自分の信じてる新興宗教を他人に勧めるのと同じ感じで。ドラムセットのお礼に焼豚とお菓子をもらい、加古川駅のミスドでお茶したあと、子供会の廃品回収に出す衣類などを片付ける。そのあと大阪までMCビル風くんのライブを見に行った。

 

東京で活動してるMCビル風くんのことを知ったのは堀川師匠の結婚式の時で、余興でラップを披露していた。そういえばあの結婚式に向う深夜の高速道路で軽四のタイヤに釘が刺さってパンクしたんやった。そのビル風くんが始めた音楽レーベル「SATURDAY LAB」と云うのがあり、そのSATURDAY LABから韓国のユンキー・キムくんと云う男の子、男の子といっても多分30代中頃やけど、CDを出すユンキー・キムくんを連れ立って大阪までライブしに遣って来てた。ライブに間に合うようにお店に着いたら、ヘアンナケンゴくんが居て「へぇ〜ヘアンナくんラップのライブとか見に来るねんな」と聞くと「ビル風見に来た」と、当然っすよ、当り前じゃないっすか、みたいな感じで返してくるのが良かった。

 

主催のビル風くんは諸々のアナウンスしたり、出演者の紹介したり、自分もライブしたり、大変そうだった。ラップの人のライブってそんなに見たことがなのだけど、ほんま舞台上で丸裸というか、一人きりで闘ってるんやなとビル風くんのライブ観て思った。ラップの人が醸し出すあの切迫感みたいなんて、あんましバンドとか弾語りのライブとかでは感じない、のは何なんだろう。難易度が高いとか、そう云うことなんだろうか。とにかく見に来て良かったなと思った。

 

ビル風くんのあとにしてたMinchanbabyがめちゃくちゃ格好良かった。ヤバかった。ドープやった。どちらの言葉の意味もあまり判らないけれど「わしもあんなんしたいっ!」って叫んだ。定期的に訪れるラッパーなりたい欲がまた久々に来た。ちょっと陰気な感じが格好よくて「死にたい」を基調にしてるのも共感出来た。「MCバトルで『死ね』とか『殺す』はOKやのに、『死にたい』って云うたら、なんかそれはちょっと、、、みたいになるのが哀しい」みたいに云うてはって激しく頷いた。たしかにMCの対戦で『死にたい』って相手が云うたとしたら、『元気だせよ』『そんなん云うたアカンやん』とかなって、もの凄く面白い展開になるので、MCバトルに於いてはやっぱり『死にたい』は反則なのかもしれないけれど、死にたいって感情は「腹減った」とか「たまには親孝行せなな」とかと何ら意味的には変わらないと私は思うので「死にたい」だけを差別するのは間違ってると思う。まぁ間違っててもええし「死にたい」を差別してもどっちでもええけど、人が使ってる場合に兎や角言うのは良く無い。そっと見守るべきである。

 

あまり馴染みのない言葉やけど「メンヘラ」云うのがあり、年令的にちょっと使いづらく、わたしの年令だと「ノイローゼ」とかの方がしっくりくるのだが、「死にたい」と「メンヘラ」っちゅうのがセットとして扱われてる感じもちょっと違和感があって、例えば私のような中年が「死にたい」を使うてると「メンヘラの若い女の子と仲良うなろ思うてるんですか?」って勘違いされそうで、そんな勘違いされたらほんまに死にたいやんか。わしには無料エロ動画があるから、別に若い女の子と仲良くなりたいなんて思わないし、それこそこないだの座間市のあれみたいな感じで「死にたい」を共有する感じがものすご寒いなとは思う。個人個人がしっかりとした「死にたい」を胸の内に打ち立ててさえおけば、他人の「死にたい」も尊重出来るし距離もとれるし、来年から中学の国語教科書に「死にたい」を入れておくべきだ。ついつい死にたいで熱くなってしまいがちなのだが、Minchanbabyさんの「死にたい」にもちゃんとユーモアが備わってて、なので聞いてて愉しかった。冗談か本気か判らん死にたいが充満してるから太宰治も面白かったんやろ。みんなあれ読んで愉しい思たんやろ。

 

ほんで最後に韓国から来たユンキー・キムくんの弾語り。シールが沢山貼られたアコギをネルシャツ羽織って左利きで弾きながらボソボソと歌う姿はカートコバーンを彷彿させる。英語の歌と韓国語の歌と両方あるみたいで、ちょっと歪なポップさがお洒落やなと思った。カートコバーンが一回死んで、ほんでちょっとおっさんなって復活した、みたいなストーリーを勝手に思い浮かべながら愉しく聞いた。ライブ後、ビル風くんに英語通訳してもらって「なんかラップのライブやし、グランドロイヤルのあれみたいな感じでしたね」みたいな事を私が云うとキムくんは「あなたビースティーボーイズのマイクDと顔似てますね」って返してくれて、わしもなんとなく昔から口の周りのモッコリやほうれい線の感じが似てるなとは思ってた。

 

ライブは9時終わって、そのあと心斎橋から船場まで歩き、地元の先輩が働いてる焼肉屋に新しいCDもっていったけど、先輩は居なかったので店員さんに託けて帰った。

 

来週は春日野道でライブがあります。嫁さんも一緒です。

 

11.23(木祝)青春2

場所)春日野道のぞみ青果

        神戸市中央区東雲通1-4−22 / 078-261-1992

出演)青春2 / カニコーセン 

時間)OP14:00 / ST14:30

料金)投げ銭(呑別)

◎JAZZの上手い子らと対バン。インクラインなどを一緒に伴奏してもらう予定。

 

ほんでその後は九州に行きます。ネタをしっかり仕込んで九州の人のハートをキャッチ出来たらええのんな。

 

 12.2(土)NewCD即売わくわく九州ツアー①

場所)熊本水前寺 凛や

        熊本市中央区水前寺5丁目19-7 / 096-385-5504

時間)ST19:00

料金)おきもち&注文

 

 12.3(日)NewCD即売わくわく九州ツアー②

場所)福岡清川 芫

        福岡市中央区清川1丁目2-22 / 092-531-0957

出演)とんちピクルス / カニコーセン

時間)OP19:00 / ST20:00

料金)2000円&注文

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コメント: 4
  • #1

    うんこ (日曜日, 19 11月 2017 22:40)

    座間市の事件について感じていた違和感を一刀両断できる言語感覚は流石です。己のナニを他人様のナニと比べんなや、とな。

  • #2

    カニコーセン (日曜日, 19 11月 2017 23:17)

    うんこさん
    思いつきでベラベラ書いてるだけなので申し訳ないです。なんとなく不可解な出来事は根本敬先生の性マヌケ説の観点から考えるようにしてます。

  • #3

    敬ってま。 (月曜日, 20 11月 2017 00:12)

    親切なライブレヴュー、気になるライブだったので有り難く読みました。あらためてヒップホップはヒップでホップしてるなと。
    カニさんの顔面の皮膚の薄さは確かに外人のようですネ。

  • #4

    カニコーセン (月曜日, 20 11月 2017 08:26)

    祖母が満州でロシア兵にレイプされて出来たのが私の父親なので、多分その関係もあるのでしょうね。